【経済】 オバマ大統領やメルケル首相、痛みともなう決断を避けつづけ、「日本化している」―英エコノミスト誌

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1月曜の朝φ ★
 【ロンドン=大内佐紀】英誌エコノミスト最新号は、オバマ米大統領や
メルケル独首相らが、財政赤字削減やユーロ危機収拾などで痛みを
伴う決断を避け続けており、「日本化している」と批判する巻頭記事を
掲載した。

 表紙には、米ドルを象徴する緑色の着物姿のオバマ氏、ユーロの
マークが入ったかんざしを挿したメルケル氏を描いた風刺画。記事は、
「債務、デフォルト(債務不履行)、麻痺する政治」で「日本化」が進んで
いる、との見出しで、「決断をいやがる政治家が問題の根源と化し、
景気後退の要因となるような行動をとっている」とやゆした。

 記事は、現在欧米で進行中の経済危機は「(バブルが崩壊した)20年前
の日本で起きたことの再現だ」と警鐘を鳴らした。その上で、「待てば
待つほど方向転換が難しくなるのは、日本の政治家が身をもって
示した教訓だ」と指摘して、指導者に決断と行動を促した。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110801-OYT1T00852.htm

欧米の「日本化」を特集するエコノミスト誌最新号
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110801-398193-1-L.jpg