【訃報】SF作家・小松左京さん、26日に肺炎のため死去 「日本アパッチ族」「日本沈没」などの作品、文明評論家としても評価 80歳★3

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1朝のガスパール@全裸であそぼ!φ ★
★「日本沈没」SF作家・小松左京さん死去 80歳

 「日本アパッチ族」「日本沈没」などの作品で知られ、文明評論家としても評価され
たSF作家の小松左京(こまつ・さきょう、本名・実=みのる)さんが26日午後4時
36分、肺炎のため死去した。80歳だった。大阪市出身。告別式は親族で済ませた。

 京都大学文学部イタリア文学科在学中から作家の高橋和巳らと交流し、文学活動に
参加。卒業後は業界紙記者、土木工事の現場監督、漫才の台本作家などさまざまな職業
を経験した。昭和36年に『地には平和を』で「SFマガジン」の第1回コンテストで
努力賞。SF作家としてデビューした。
 空襲で焼け野原となった大阪城周辺の廃虚を舞台に、鉄を食料にする一族を描いた
「日本アパッチ族」(昭和39年)のほか、「復活の日」(同)「果しなき流れの果
に」(41年)など、人類と現代文明の未来を探る構想豊かな作品を次々と発表。日本
でのSF小説を開拓する草分け的存在となった。

 地殻変動で日本列島が水没し、日本民族は国土を失うという設定の「日本沈没」(4
8年)は広範な知識に裏づけられた巧みな空想力が話題を呼び、400万部の大ベスト
セラーに。日本推理作家協会賞を受賞したのをはじめ映画、テレビ・ラジオドラマ、劇
画にもなった。また60年には「首都消失」で日本SF大賞を受賞した。

 文明評論家としても知られ、45年には国際SFシンポジウムを主宰。平成2年、大
阪市で開催された「国際花と緑の博覧会」の総合プロデューサーをつとめたほか、昭和
59年公開の映画「さよならジュピター」では脚本・製作・総監督をこなすなど多彩な
行動力が持ち味だった。

■ソース(産経新聞)7.28 15:59
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110728/bks11072815590000-n1.htm
※写真 第65回世界SF大会にゲストとして出席した小松左京
=平成19年、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)横浜
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110728/bks11072815590000-n1.jpg
※前(★1:07/28(木) 15:12:11):
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1311842129/
2名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:44:07.28 ID:aebrBdh20
ウッキョー
3名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:46:34.68 ID:g0QpXbzP0
虚無回廊....

せめて、未完作品を完結させてからにせぇや!!
4名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:46:43.29 ID:S4X0FL5r0
半村良、星新一、小松左京、、、残るのは筒井だけか、残念。

これらに続く作家も出ない。
5名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:48:03.50 ID:TT6aE8ro0
中国の工作拠点だった頃の日本共産党員か・・・
6名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:51:01.53 ID:yq0bIhB90
マジショックだ。これは辛すぎる。
30年前からほぼ読んだけど、今でもちょい読みは、小松、筒井だ。
虚無と探偵の新作読みたかったなぁ
合掌
7名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:51:57.82 ID:95OSHj5IO
後は『星界』シリーズの森岡先生に頑張って欲しいナリ
8名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:53:18.12 ID:RY5J4p6IP
つ菊
ご冥福をお祈りいたします。
9名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:54:24.66 ID:c2ojwjn00
埋め立て地の売国企業は沈没すればいいよ
10名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:57:48.81 ID:tmYXGv4uP
つうかまだ80歳だったんだな
なんか90越えてるイメージがあったよ
11名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 08:57:51.20 ID:W48KX9rD0
アシモフがしんだときもおもった。
むしろまだ生きてたのか、って。
12名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:00:18.44 ID:Rveqiy/i0
エスパイは原作に沿ってリメイクすればかなりウケるかも。

映画のVFXは予算の都合上ショボかったけど、
全体的には割と面白い作りだったからなぁ。
13名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:04:49.44 ID:WxnMMgOy0
宅間守 資料

http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/takmar.html

1990年 26歳 小松左京の実妹と結婚

小松左京の実妹と結婚
小松左京の実妹と結婚
小松左京の実妹と結婚
14名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:09:29.64 ID:xOV1pcxa0
ありがとー
ありがとー
本当ありがとー(´;ω;`)先生
15名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:12:39.40 ID:RgaR4VhSP
日本沈没は、団塊とサヨクの願望そものだもんな。日本と日本文化を
消し去りたい。その願望が特亜と結びついて、現状の日本がある。
反日マスゴミも反日団塊も民主党も全部リンクしてる。
16名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:15:17.05 ID:GsOFJ2afO
まじかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
御大も歳だったから・・・
ご冥福をお祈りいたします。
17名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:16:16.48 ID:BorJNF6PO
さよならジュピターは黒歴史
18名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:16:55.30 ID:BCoOdwTO0
>>15は、絶対に「日本沈没」を読んでいないに100万ペソ
19名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:18:22.05 ID:3b9Vjerh0
アパッチ族というのは、砲兵工廠跡地などで狩猟採集していた○○人のことです。

○○の人たちは、その後、朝日新聞が社を挙げて煽った「祖国帰還事業」で国に帰った人もいますが、
その人たちは偉大なる祖国の原住民のことをアパッチ族と呼んだそうです。

以上伝聞。
20名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:19:17.81 ID:Y2CBYGl90
>>18
真逆だよね…
21名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:19:53.64 ID:W5Lpbzz90
>>15
すぐこういう考えになるのがネトウヨ
特亜とかに結び付けないと生きていけないの?
22名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:20:11.36 ID:dOsaTSx60
在日だろ
23名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:20:56.74 ID:ntWqhD8E0
日本沈没は理論的に成り立たないめちゃくちゃな話です。だから評価がぐーっと低い作家です。
24名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:22:18.10 ID:4Xu0tW160
筒井康隆の作品を挙げて「○○が好きだった」禁止
25名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:23:37.00 ID:tScBwMoA0
むしろ「日本沈没」っていうタイトルにだけホルホル反応して
昔から翻訳をベストセラーにしたり今回の震災でも新聞見出しにつかったりする
あの国の<丶`∀´>の大半は買っても読んでないだろう
26名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:24:23.14 ID:Blc8I79N0
ご冥福をお祈りします。
http://www.youtube.com/watch?v=OeJcsUfjTHE
27名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:26:04.24 ID:RUiYH+5P0
有名な作家だが、読んでない。

これはオススメってのを教えて下され。

28名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:26:17.35 ID:SPk18W6x0
肺炎かー

この人は絶対に肺がんで死ぬと思っていたのだが
29名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:26:32.10 ID:Gr2ScJt+0
まだ80歳だったって事は、だいたい40歳くらいの時に「日本沈没」を書いてた訳か
人として想像つかねえw
30名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:27:16.70 ID:5eeilDIe0
>>27
短編だが「くだんのはは」
31名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:29:48.00 ID:6f2yiWKB0
筒井康隆の作品の「日本以外全部沈没」のほうがが好きだった
32名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:33:44.52 ID:8aQstVhh0
>>29
同世代の桂米朝師も40才くらいにはもう師匠の風格あったな。
33名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:37:08.77 ID:4OG5nPOO0
阪神大震災に再版された「日本沈没」の前書きで小松さんは
「日本沈没」では高速道路の橋脚が折れる描写をしたら
あとで「そんなことは起こりえないんだ専門家に怒られた、とその時は思ったけど
あの地震の日、高速道路の倒壊をTVで見て腰を抜かしそうになった、と書いていた。
34名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:37:57.78 ID:ntWqhD8E0
比重の低い大陸地殻が大洋プレートの下に引き込まれることは、理論的に有り得ない。
35名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:40:03.02 ID:K/st/Yd80
筒井や星に比べると「小松左京が好き」ってのをあまり聞かなかった気がする
長編で読みにくいイメージがあるのかな?
36名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:40:53.65 ID:AbHLl6XF0
>>27
”果しなき流れの果に”は特におすすめ
37名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:41:40.68 ID:MIOTC6t90
学者がありえないって言ったことは大抵あり得るって言ったのはクラークだっけか?
38名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:43:25.58 ID:1EIZV8770
一昨日、劇場版日本沈没を新旧続けて見たばっかりなのに・・・
39名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:44:17.97 ID:tScBwMoA0
>>35
重厚だからねぇ
一見SFとしては無駄に見えるディテールが多いんだけど
いちばん一般文学に近いセンスを持った人だと思う
40名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:45:41.76 ID:fBXsZxCf0
小松左京の最高傑作はエスパイ
41名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:47:58.48 ID:RUbZ7hmY0
ほとんど読んでいるが、なぜか日本沈没は読んでない
42名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:49:14.05 ID:uwFKAivM0
日本沈没は仏語の翻訳も出てるんだよな
SFの舞台を借りた国家意識を問う作品だったから問題を共有できる国は多いだろうな
それにしてもネットやり始めてから読書量減っちまったな
43名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:50:00.39 ID:lv//cFn8O
『果なき流れの果に』って日本沈没より先に書かれたけど、
『日本沈没』の時間軸で生き残った日本人の末裔が数百年後の冥王星で君が代歌ってたりするんだよな。
44名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:50:18.78 ID:9IMmhB4W0
>>35
SFにはまったばかりの厨房の頃
キャラクターで読みやすいので筒井に行った
同じような理由でハインラインやクラークよりアシモフやホーガンのが読みやすかった

まあ俺のSF入り口が図書室で借りた火星シリーズのデジャー・ソリスだから仕方ないんだよ・・・
45名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:57:13.07 ID:l10vThCZ0
新聞で訃報を聞き仰天した。トップをねらえの最終話タイトルは氏の作品から取られたようだが、
もし先生が見られたならどう言う感想を持たれただろうか。
46名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:58:16.36 ID:NiW1l+Vb0
>>27
>>36の挙げた『果しなき流れの果に』と『継ぐのは誰か?』と、『復活の日』。
短編では『愛の空間』と『四次元オ××コ』w
47名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 09:58:35.13 ID:lsgbUj0g0
>>5
当時の友人が、共産党にかってに入党届けを出しただけ。
おかげでNHKへの就職試験では最終選考で落とされた。
48名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:00:17.82 ID:IdgmUCYQ0
アパッチ野球軍
49名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:00:29.52 ID:ZLCqEFHA0
ここ数年ボケてはったけどついにか。
50名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:01:23.38 ID:E/7fLFML0
こいつのせいで地震が起きた


死んで当然!
51名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:03:28.67 ID:Xtzirgv5P
俺は50歳なんだが
スターウォーズ(1977)以前はSFは迫害されていた。
「空想科学小説なんて卒業しなさいプゲラ」と周囲から言われたものだ。
小松・星・筒井は、そういった迫害に耐えながら、
一般人でも抵抗なく読めるSFの「浸透と拡散」に尽力した人たち。
日本沈没もSFという扱いではなかった。
そういう時代があったことすら知らない人ばかりになっている。
52名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:04:56.03 ID:5PAdKvyP0
”復活の日” おもしろかったなあ
映画版まだ見てないから借りてこようかな。
近所のTSUTAYAにあればいいが。

マイケルクライトンがパクッた噂もありましたね。
53名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:07:08.21 ID:yR666NZA0
>>37ていうよりも鉄筋であるべきのが竹だの出てくるようでは。
原発の理想と現実みたいだわな
54名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:07:59.81 ID:Xtzirgv5P
復活の日も原作は60年代なんだが
映画化されたのはSFが世間に認知された80年代だったな。
70年代までの、迫害されたSF作家がヨタ放談やってた時代が
日本SFの黄金時代だったと思う。
55名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:08:45.48 ID:8oJpx8T60
>映画「さよならジュピター」では脚本・製作・総監督をこなすなど

それは・・・いや、その・・・
ご冥福をお祈りします
56名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:08:49.40 ID:fBXsZxCf0
てゆーかSF小説というジャンルもとうに死んでるよな
57名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:10:05.47 ID:yR666NZA0
>>56SF=ネットワーク小説なイメージかな
58名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:14:01.16 ID:/g2uKQ3j0
>>25
日本と日本民族への愛が感じられる作品だしなあ

>>28
80でも肺がん発症してないから俺は90まで肺がん発症しない気がする
59名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:18:45.99 ID:d7npdS2Q0
初めて読んだゴルディアスの結び目に衝撃を受けて以来ずっとファンでした
氏の作品が持つ独特の切なさと広大なスケールがとても好きでした
慎んでご冥福をお祈り致します…
60名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:19:00.56 ID:ygnpcSvW0
映画の日本沈没の終末観はすごい
61名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:19:13.00 ID:KTYqxWmB0
虚無回廊って完結したのかな
62名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:20:37.39 ID:XI5k7cLp0
>>37
クラークの三原則

.高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、
その主張はほぼ間違いない。
また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。

つまり、高名だが年配の科学者が可能性に言及する場合、
ネガティブであれポジティブであれ、ほとんど可能である
63名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:21:37.41 ID:H0SpX4Is0
長生きしたな。
星新一、小松左京と来たら次は筒井康隆だな
64名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:23:15.61 ID:plGlNNbY0
>>56
一般小説の中に定着してしまったから、その部分だけを
売りにした商売が成り立たなくなってるだけで、別に
死んだりなくなっりしたわけじゃないだろ
ただ、”科学技術こそが、未来を切り開く鍵!”的な夢は
かなり薄れちゃってる感じはするね
65名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:23:47.00 ID:H0SpX4Is0
>>44
やばい、仲間だ。
子供の頃火星シリーズ読み過ぎて
未だに女性とのつきあい方が不自然だわw
66名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:25:57.53 ID:H0SpX4Is0
>>51
御三家が中途半端なSFを書いたせいで、今の日本はラノベ全盛ですよ
67名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:26:11.55 ID:Xtzirgv5P
>>25
薄っぺらな嫌韓なんぞに語って欲しくない。
この年代の敗戦経験者は
日本への愛憎入り混じった二律背反を一生背負ってたから。
68名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:26:22.40 ID:/g2uKQ3j0
>>27
俺は短編なら『地には平和を』奨める
情感・発想の見事さ・構成の荒っぽさ含め小松左京らしさにあふれている
これが新人の投稿作品とは思えない
『くだんの母』は逆に構成は見事だな
静まりかえったようなひーんと冷えた空気すら感じられる
大東亜戦争を引きずった短編に傑作が多いよ
長編は70年代前半までの作品ならどれも傑作
69名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:31:05.68 ID:Xtzirgv5P
>>66
いいんじゃないの?いま思弁的SFなんて意味ないし。
でもSF的考え方さえ生き残ってれば、
時代が大きく変化するときにまた思弁的SFが出てきて
人に大きな影響を与える萌芽になると思うんだよな。
ナウシカもそうだった。
70名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:36:49.38 ID:hVOlFPO3O
さよならジュピターみたいな愚作もやらかしたけど
基本的には好きな作家だったなぁ
71名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:37:28.98 ID:VEwFzL7cO
>>27
ゴルディアスの結び目
星殺し(スター・キラー)
蜘蛛の糸
歩み去る
宇宙に嫁ぐ
安置所の囲碁打ち
凶暴な口
72名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:38:25.57 ID:BCoOdwTO0
>>70
映画は愚作だったけど、原作小説は上出来だったぞ
73名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:40:36.77 ID:yR666NZA0
「果てしなき流れの果てに」の中、赤ん坊の野々村が託された時点が大阪空襲の最中みたいだったが・・
生の戦争体験を小説にする時間が与えられてたら・・
74名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:40:38.59 ID:H0SpX4Is0
>>69
日本という国の性質が新しいものを抑圧するから
その結果ラノベにたどり着いたっていう流れもあるかな。
たとえばほりえもんが粉飾決算で逮捕されることなく
メディアを買収して日本のメディア王なんかになっていれば
現実に歓喜した層が新しい発想を文学に持ち込んでいた可能性は大きいと思う
75名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:44:54.81 ID:oeWwM8q+0
神戸の小学校だかで高島忠夫と同級生、当時の高島のあだなはチャンバラ、新東宝の若手スター
になっていた高島を東京で見かけて「よお、チャンバラ」と声をかけたが、ちらりと見ただけで高島は
去っていった。
その時は何とも思わなかったが、後から自分の体型が子ども時代の2倍になっていたからと知つたとか。
76名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:48:49.92 ID:Xtzirgv5P
>>74
国同士がエゴむき出しで争ってる今こそSFの出番かと思うけどね。
どこの国も国威発揚に利用するばかりだ。
77名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:51:08.20 ID:nxE0C64p0
ハヤカワミステリきちんと再犯してくれよ。
ローダンの火星シリーズが読みたい
78名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:57:38.76 ID:7jwD5XZSO
>>27
長編に手を出しにくい場合は短編集とかいいかも
俺の死体を探せ
神への長い道
女シリーズとか
ハルキ文庫に結構あったと思う
どれに入っているか忘れたが
「宗国屋敷」は大好き
共感する人も多いのでは?
79名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:58:46.77 ID:HVy30Hn60
短編なら「保護鳥」もいいよ。
80名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 10:59:33.28 ID:pPqsiXBs0
>>71
凶暴な口は渋いが、問題作すぎる
81名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:02:25.34 ID:H0SpX4Is0
小松左京はそれなりにSFしていたけど
それ以外の日本のSF作品読むくらいなら
西村寿光読んでる方がよっぽどSFらしさを感じた件
82名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:03:36.04 ID:n6kozBZs0
基地が逝ったか
いいことだ
8327:2011/07/29(金) 11:09:03.83 ID:RUiYH+5P0
皆さん親切にありがとう。

おススメ読んでみます。
84名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:21:29.11 ID:VEwFzL7cO
>>80
確かに読んだらトラウマになった(´・ω・`)
牛の首の方をオススメした方がいいね
85名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:25:57.47 ID:yR666NZA0
>>84
怖がりたい系w
「保護鳥」
「まめつま」
「秘密」(タプ)
86名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:28:47.23 ID:81D9Gues0
>>85
人を食った話が多いよなw
87名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:31:10.35 ID:81D9Gues0
>>84
あんな怖い話は読んだことがない>牛の首
88名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:31:40.89 ID:yR666NZA0
>>86食うっちゃぁ、
「青ひげと鬼」
89名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:32:59.76 ID:iRTWqKed0
>>47
むしろ『せまりくる足音』なんて極左活動家連中を皮肉ってるようにしか読めないしな

>>86
ちょっと変化球で『いかもの食い』とかw
90名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:35:59.11 ID:DN3q5M980
「くだんのはは」はマジ怖かった
91名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:38:11.95 ID:81D9Gues0
SOS印の特製ワイン、とか。

あと、ザクロで「味が違う」ってのなんてタイトルだっけ。
92名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:41:47.34 ID:pPqsiXBs0
普通に極冠作戦だっけ
未来に希望が持てるヤツのがいーんじゃね
93名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:42:52.84 ID:A4G6v6IO0
>>89
この頃のSF作家って『右も左もぶった斬る』的な態度を持ってた
人結構いたね。結構深層までエグる内容もあったりね。

小松左京氏の場合、理想主義的な所はあったけど国家観をしっかり
持っている風なところが多く見られたので少なくともお花畑サヨや
反日サヨではないだろうね


94名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:43:43.48 ID:VEwFzL7cO
>>91
タイトルは「ざくろ」
そのままですなw

ハルキ文庫、午後のブリッジに収録
95名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:44:34.56 ID:1Q0OpIbg0
肺炎って苦しそう
96名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:46:03.54 ID:pPqsiXBs0
自分は南朝の自天王が奈良の吉野で復活してドタバタする作品が好きだったけど
97名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:47:02.70 ID:A4G6v6IO0
>>88
「青ひげと鬼」のオチが凄いって思ったなあ
自分の体を科学的に調べて冷静に判断した上で…って
98名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 11:56:35.67 ID:YKVc6SQj0
仕方ない、平均寿命だな。
平均こえるのは運と節制とDNAだな。
99名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:05:23.38 ID:iRTWqKed0
>>93
「パラダイムってのはひっくり返る」を痛感させられた世代だからね
もっともそこから諦観と希望のどちらに進むかは本人の個性次第だろうけど
100名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:06:55.67 ID:Gr2ScJt+0
>>86
「小松左京・SFグルメショート・ショート集」って単行本があるんだが、
ぶっちゃけ大半が「実は人肉でした。てへ」なオチなのなw

あ、でも人肉じゃないけど 「オフー」は好きだ。
101名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:07:42.30 ID:YuifViJp0
>>87
怖いだけじゃない・・・
あのグロテスクさと読後感の悪さといったら・・・
102名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:15:28.70 ID:7jwD5XZSO
>>101
牛の首は洒落にならんから
その辺でやめといた方が
103名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:19:45.65 ID:YuifViJp0
食べるシーンなら
「継ぐのは誰か?」で主人公がアメリカの大学の学食で地元名産のハムを食べるシーンが美味しそうだったなあ。
104名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:20:15.52 ID:2FsGanRs0
「いまや最後の三分の一にさしかかったニ十世紀は、すでにこれまでの経過をふりかえってみただけでも、
人類史にとって、かつてないほど巨大な〈転換の世紀〉であったと言えましょう。
 この世紀の前半、人類はその誕生以来はじめて全世界的規模で二つの大戦争を闘いました。
そしてその後半はヒロシマの悲劇という象徴的な事件によって幕が開き、
アポロ宇宙船という画期的な出来事によって一つの区切りを与えられました。

 核ミサイル体制とアポロ月到着―皮肉にも同じ原理の技術体系によってつくり出されたこの事態は
私たちの文明が今やすべての面にわたって全く新しい思考の次元を採用する必要に迫られていることを端的に示していると思います。
 数千年におよぶ農業文明時代の〈人間〉という概念にかわって
〈生物としての人類〉という概念を、
〈国〉や〈世界〉にかわって〈地球という名の惑星〉という概念を、
すべての物事の判断の基礎に組み込まざるを得ないほど私たちの科学技術文明は巨大化してしまいました。
交通・通信・産業・経済・政治・文化・戦争や公害、あらゆる面において
〈地球大〉のスケールが問題になりつつあります。

そしてまた、ここ一世紀余の私たちの科学は、広大な宇宙の構造から、物質・生命の構造にまで光を当て、
人間と言う存在を宇宙・物質そして四十数億年の地球史との関連において考えることを可能にしました。」
105名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:21:47.12 ID:clhbdSXVP
今年はやばいなあ
106名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:22:05.43 ID:FD+D01wz0
生れた人間は必ず死ぬ騒ぐな
107名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:22:48.52 ID:2FsGanRs0
>>104
「SFは、すでにニ十世紀の初頭から近代科学と技術文明の切り開いた新しい認識の地平を対象としてきました。
それは一方において古代神話以来の時間と空間の冒険、雄大な想像力の冒険の伝統を受け継ぎながら、
それをひらけ始めたばかりの新しい〈科学の時代〉に向かって投げかけました。
 近代SFの鼻祖であるH・G・ウエルズ以来SFは、数千年にわたって文学の伝統的主題であった
〈人間〉の概念にかえて〈人類〉という概念をその中心に据えてきました。
そしてその概念を中心に据えることによって初めてあらわれてくる新しい問題
進化、未来社会、文明の危機、物質と人間、機械と人間、宇宙と人間等々を取り上げてきました。

 それは何千年も続いた農業文明時代の〈人間=世界〉認識に基づく〈伝統的文学〉の巨大な蓄積に比べて、
あまりにも歴史が浅く、あまりにも理解され評価される所が少なかったことは確かです。
しかし一方でSFが―極めて徐々にではあっても―着実に科学のもたらす〈新しい認識〉に基づく自由な思考の場において、
人類と宇宙を探究し表現しようとする〈未来の文学〉の地位を築き上げて来た事は否定できないと思います。
 
 とりわけニ十世紀中葉以後の産業化社会において、SFは青少年文化の基礎の一部にしっかりと組み込まれ、
世紀の後半にかけて成人層の中にもその影響力を拡大しつつあります。」
108名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:25:05.16 ID:1gvIUKr20
小松方正とさっきまで同一人物だと思ってた
109名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:25:13.46 ID:2FsGanRs0
>>107
「世界各地域で成人向けSFを真剣に書き続けている作家の数は、さほど多いとは言えません。
しかしながら、それは取り分け科学者の中のイマジネーション豊かな人達によって支持され、
また現在の世界第一線級のSF作家は、自身がまた一線級の科学者である場合が少なくありません。

さらにSFは単に〈小説〉の分野だけではなく、絵画やデザインや音楽などより広範な〈視聴覚メディア〉の分野にも
この半世紀の間に多くの影響を与えてきました。
〈SF的思考〉〈SF的センス〉〈SF的イメージ〉は
現代から未来へかけてのまったく新しい、あるいは未知の状況を感覚的にキャッチする手段として
社会の〈基礎的感性〉の一つになりつつあります。

 そして現在、ニ十世紀の最後の三分の一に足を踏み入れた地点において、
文明の状況はかつてSFが予言的に描き出したものと酷似したものになりつつあり
一部ではそれを超えつつさえあります。
核エネルギーの利用、テレビの普及、〈思考する機械〉の出現
惑星間旅行、宇宙中継、地球上あらゆる地域を数時間で結ぶ航空網
さらに巨大化し加速されつつある〈機械文明〉の不気味な発展ぶりは、
私たちの生活や社会の未来を、人類的・地球的スケールでもって真剣に考える必要を増大させ、
〈未来学〉は今や全世界の多数のすぐれた知性が参加するシリアスな学問領域になっています。」
110名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:25:21.18 ID:yR666NZA0
>>96「「本邦東西朝縁起覚書」だっけか。
テレビ局もチェック出来ずに発言を流してしまう下りとかww
111名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:25:36.98 ID:XI5k7cLp0
そして再び、人類は"FUKUSIMA"という過ちを繰り返す!
112名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:25:43.01 ID:YuifViJp0
>>102
俺は一昨日読んじまったんだよ!「牛の首」!

ああ、一体どうすればいいんだっ!?
113名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:27:55.51 ID:2FsGanRs0
>>109
「こういった情勢を踏まえて私たちはSFをさらに一層〈新しい状況〉にふさわしい
〈人間の文学〉たらしめる可能性の探究を目指して、
全世界のSF作家の参加の元に〈国際SFシンポジュウム〉をきたる1970年8月に開催したいと思います。

 私たちの社会的生活環境の中における〈SF的状況〉の急速な拡大は
今まで〈空想〉の文学とか〈予言〉の文学とかいわれてきたSFそのものに、
さらに拡大された新しい課題を突き付けていることを痛感させずにはおきません。

小説の分野に限らず、より広範な視覚メディアを含む〈SF文化〉そのものは
ニ十世紀後半からさらに未来にかけての新しい〈人類文化〉の形成に
大きな役割を果たし得る可能性をはらんでいると
私たちは確信しております。」 


114名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:28:20.72 ID:wKe3jmlg0
:::::::::::/           ヽ::::::::::::
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:::::::::::.ゝ モ   つ   み  ノ:::::::::::
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   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、  ..    / ̄ ̄ ̄ ̄
/. ` ' ● ' ニ 、    (____人
ニ __l___ノ    (-◎-◎一
/ ̄ _  | i     ( (_ _)
|( ̄`'  )/ / ,..    ( ε   (∴ ←リーブ21・マルハン・ロッテ・SANKYO御用達の在日韓国・特別永住朝鮮
`ー---―' / '(__ )   ヽ____  人珍英米売国ナチシオニスト記者全裸であそぼ!
====( i)==::::/      ,/ニ>>
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;
115名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:28:52.90 ID:udZt+buD0
大阪教育大池田小の殺傷事件は予言出来なかったの?

116名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:28:56.46 ID:SxE4jlGp0
エスパイ読んで抜きまくってたやつ挙手!
117名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:29:39.06 ID:O5acjvP/0
ついに中日新聞まで褒めてたが
「以外全部」
この面白い発想っつーか 響きみたいなものと
それを最後まで作り上げた事と
出来上がった中身と
全部分けて考えろよ

「以外全部の方が面白かった」

という奴はそこをたぶん混同している
118名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:29:46.03 ID:yR666NZA0
>>103「お茶漬けの味」な・・
119名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:33:36.93 ID:Xtzirgv5P
>>99
敗戦世代だからな。手塚治虫もそうだ。
右も左も宗教も科学も何も信じない。
基本的に「全部疑ってかかる」のがSF作家。
>>93
小松左京が君のような「反日サヨが〜」なんて人間を見たら
軽蔑の視線を向けただろうね。
120名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:33:49.79 ID:5jg05cXKO
光瀬龍、星新一、野田秀樹、平井和正、筒井康隆などと同じくらい
小松左京が好きな作家でした。
御冥福をお祈りします。
121名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:39:34.84 ID:wn1WU/Fr0
>>4
眉村先生も忘れないで下さい
122名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:43:54.63 ID:2FsGanRs0
>>119
でも明らかにサヨク作家に典型的な
虚無とニヒリズムとルサンチマンを振り回すだけが取り柄の連中とは
明らかに一線を画してたよね
123名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:44:02.60 ID:VEwFzL7cO
>>112
やめろよ「牛の首」の話は!
鳥肌立って仕方がないだろ
セシウム牛より怖いぜ・・・
124名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:49:08.11 ID:cg0ali/+0
一日5箱のタバコを1箱くらいにしたら、100まで生きられたのに。
125名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:49:32.59 ID:zEwLXwZ20
>>51
士農工商エタSFってことも言われた時代だったなぁ。
126名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:52:13.38 ID:2FsGanRs0
>>124
不思議と癌とは無縁の人だったな
127名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:52:55.37 ID:81D9Gues0
>>125
えすえふレジはこちら
128名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:55:17.42 ID:78j3uXlh0
小松左京の終戦直後の少年期を書いたエッセイとか面白いぞ。
129名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 12:58:17.29 ID:O5acjvP/0
>>125
士農工商SF作家じゃなかったかな
えーと記憶は曖昧だが確か例のてんかん問題の朝まで生テレビで

私は士農工商SF作家という自虐的な言い方をしたりもしましたが
元々は士農工商ちょうちん屋という一つのしゃれた言葉だと思っておりました

みたいな話をしていたような
130名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:01:00.95 ID:Xtzirgv5P
>>122
君は本当に読んでるのか?
「日本アパッチ族」を読め。
あれは強烈な反権力小説だから。
131名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:01:46.17 ID:A4G6v6IO0
>>119
俺はガキの頃からどっぷり首までSFに浸かった人間だよ
それ以上説明不要だろ?
132名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:07:33.63 ID:Xtzirgv5P
>>131
はあ。それじゃ君の読書体験は意味がなかったね。
133名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:12:01.18 ID:A4G6v6IO0
>>132
あほか
134名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:13:50.54 ID:78j3uXlh0
>>129
それで合ってる。
筒井康隆が好んで使ってたんで、よく書いてるよ。
ていうか、自ら広めたフシがある。
135名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:13:57.18 ID:zEwLXwZ20
>>126
肺を刺すと血じゃなくてヤニが出てくるって言われた人だからね。
136名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:14:55.18 ID:A4G6v6IO0
高々数行の文も録に読めん人間が人の読書体験云々言うな>>132
137名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:20:44.70 ID:zEwLXwZ20
>>134
そうか、記憶違いだったか。
もしかしたら吾妻ひでおの漫画のなかのセリフだったかも知れん。
138名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:25:09.36 ID:iRTWqKed0
>>130
本当に最後まで読んだんなら「単なる」反権力小説じゃないのもわかりそうなもんだが

しかし今日何の気なしに入ったコンビニで『新・ナニワ金融道』の11巻読んじまったのは何の偶然だw
139名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:26:50.89 ID:81D9Gues0
おまいら秘書の乙部さんやるから、仲良くしろや
140名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:27:07.26 ID:M47IFtLa0
>>121
重力地獄が好き
141名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:28:57.42 ID:A4G6v6IO0
>>137
筒井康隆のエッセイでは複数回使われているし当時の作家、関係者
間の「共通語」っぽいところがあったのかもしれない。
吾妻ひでおが使っていても不思議じゃない。
(とり・みきも使っていたかも)
142名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:40:21.67 ID:yR666NZA0
おっ喧嘩か?
143名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:42:35.73 ID:tScBwMoA0
>>67
その二律背反を見て育ってるよ
だからこそそれを完全無視して特亜に同調して日本をドヤ顔で全否定した
国民意識皆無の薄っぺらな団塊が憎くて仕方がない

どーせお前もその仲間だろ
144名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:42:50.07 ID:78j3uXlh0
>>137
まあ、「士農工商SF作家」の方が韻が踏めて綺麗だからくらいで
1回くらいヒネリで使われてるかもしれない。
当時は差別用語は全く気にしないで使ってるどころかネタにしてるからな。
145名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:46:47.20 ID:H0SpX4Is0
SF作家が集まると、お互いの悪口ばっかりだったようだから
このスレも喧嘩スレにして故人を送り出してやろーぜ

その方が小松左京も喜ぶんじゃね?
146名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:47:16.89 ID:tScBwMoA0
>>130
日本はええ国やったなあ、の場面を忘れたのか
あれが愛国心でなくてなんだ
147名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:49:55.81 ID:tScBwMoA0
俺が覚えてるのは「士農工商SF屋」っていう言い方だな
「屋」に自嘲の響きがあった

「屋」を「作家」に戻したのは小林よしのりだけど
朝生でどうなってたかは見ていない
148名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:51:06.82 ID:2FsGanRs0
>>130
「青春の墓碑銘」みたいなもの、と自身で云ってたからな
149名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:52:01.86 ID:fjGsXqb30
「士農工商犬猫ドンバ(バンドマンのこと)」ってのを、筒井と親交のある
ジャズメン山下なんかが、エッセイ内で使ってたような。
150名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:53:58.93 ID:2FsGanRs0
士農工商犬エスエフ だろ
151名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:57:38.71 ID:HFnLqi+Z0
>>93
でも、今度の地震の後で
仮想敵国を想定した自衛隊なんか解散して
国際災害救助隊を作れとか言ってたよ。

これは、ちょっと前の発言だが
あの国が嫌い、どの国が嫌いとかは止めて欲しいとも。

小松左京さんを偲んで その2 〜明日泥棒〜?? - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=aB6CtX8OmQk

明日泥棒なんて小松の思想がよくわかると思うけどな。
学徒動員で特攻用の潜水艇作らされた経験ある人だから
根本のところは反戦平和だし、9条教徒。
梅原猛なんかと同じ。
その辺の所をよくわかってないのは井沢だなw。
152名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 13:58:39.28 ID:YIBSKx6g0
星新一の大親友だったしな。
筒井康隆のコメントが聞きたいな。
残るは平井和正、 荒俣宏、眉村卓、かんべむさし、あたりか。
横田順彌もやばそう。

さよならジュピターは(笑)だったけど、復活の日はそこそこ面白かったな。
生き残ったわずかな人類が、シャッフルして子孫繁栄させる為に
強制乱交パーティーするしw

ちなみに、小松左京で一番のおすすめは 「凶暴な口」
153名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:02:08.10 ID:P+Csm0yk0
東宝映画三大黒歴史って「さよならジュピター」と「ガンヘッド」とあとなんだっけ
154名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:03:10.50 ID:2FsGanRs0
>>151
でも
「復活の日」(64年)
「日本沈没」(73年)
「首都消失」(85年)
と読んでいくと

明らかにソ連など社会主義圏へのシンパシ―は薄れてきてるよね
155名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:05:45.60 ID:2FsGanRs0
>>153
「竹取物語」かな UFOは出るわネッシ―は出るわ
156名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:08:08.26 ID:WMSvlvhx0
>>128
「やぶれかぶれ青春期」だね、どうやら作品名は変わってるみたいだけど
あかん、泣く
157名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:08:47.87 ID:D2ylMJBk0
>>153
そうか「ヤマトタケル」と言って欲しいのか。

…本当の黒歴史は他に有るがな。
158名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:09:04.82 ID:4i7lJuYI0
>>15
お前死んでも良いレベルのあほ。

あれは日本人とユダヤ人が流行っていた頃
もし日本人がユダヤ人と同じく国家を亡くした
亡国の民になった時日本人はどう生きるのかを
描いたもの。読書力がなさ杉もっと勉強しろ馬鹿。
159名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:09:57.85 ID:uSrgwrjX0
「猿の軍団」は隠れた名作。
よく「猿の惑星」と比較されるが
前者の方が設定や描写の細かさが秀逸。
キレンジャーの中の人(故人)が演じた
ゲバー署長が印象に残っている。

ご冥福を。
160名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:13:02.45 ID:O5acjvP/0
>>158
日本人とユダヤ人が流行っていた頃

ってなんだよ
なんかそんな
「最近の流行りはやっぱり日本人とユダヤ人だねー」
みたいな時代あったか?
161名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:13:34.85 ID:Na55GMN/0
日本が沈没した年に小松左京が亡くなるなんて、
歴史ってのは本当によくできてるもんだな。
162名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:20:06.75 ID:O5acjvP/0
しかし代表作「日本沈没」って
幸せっちゃー幸せな作家だな

代表作「時をかける少女」
ちょっとなんかカッコワルイし
星新一に至っては代表作とか言えない
163名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:20:39.70 ID:QMeywDD30
>>160
「日本人とユダヤ人」という本がやたらもてはやされてた時代ならあったべ?
164名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:20:48.02 ID:yR666NZA0
>>160イザヤ・ベンダサンという謎のユダヤ人がおってなぁ・・・
正体不明な外国人に日本を批評させるというジャンルがあったんよ
ポール・ボネなんてのもいたっけか



>>155原文通りの「竹取物語」出来んもんかね。月からのお迎えの行列をちゃんとやりゃええのに

満月の夜の雲ぐらいはできんのかねぇ

Close Encounters of the third kind - SFX Tribute Part 2of2
http://www.youtube.com/watch?v=5JqDQXF58d0&feature=fvwrel
165名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:22:20.27 ID:4i7lJuYI0
小松物は殆ど読んだが
印象に残ってるのが
1 見知らぬ明日
2 ご先祖様万歳
3 牙の時代
4 くだんのはは
5 他諸々

166名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:22:42.60 ID:MbWSCnig0
>>116 エロい場面を上げていってくれ
167名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:23:17.17 ID:ir1MsikLO
右京さんの方は元気かな。
168名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:24:25.48 ID:WMSvlvhx0
>>160
イザヤ・べンダサン1970年
影響はあったかな?
でも宇宙船の君が代の描写もあるし
日本人のあり方はどっちにしても生涯を掛けたテーマでしょ
169名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:25:12.47 ID:yR666NZA0
「仁科氏の装置」
人生、先が見えたら欲しいかもしれない
170名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:27:33.12 ID:HFnLqi+Z0
>>146
でも、自由主義史観とか言ってる連中のいう
自慰的愛国心ではないのよ。
そこも読み取って欲しい。
171名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:27:45.89 ID:lsgbUj0g0
>>158
そういうこと。小松さんの当時の発言によれば、
日本列島は四方を海で囲まれ、何かあっても日本人はそこそこ安泰に暮らせていた。
じゃあ、その日本列島が無くなったら日本人はどうなるか、どうするのか?

で、日本列島をなくすための方法として当時最新の地球物理学にSF的手法をから
めて日本を沈めた。ここまでは、いわば単なる前振り。
だから「日本沈没」の最後には「第一部 完」とある。
172名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:28:33.32 ID:G2gSfpdEP
さよならサキョー
173名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:32:30.14 ID:Xtzirgv5P
当時の日本SFは、あらゆる価値を相対化すると言っていた。
こういう特定の勢力に与しない姿勢は今でも市民として役立ってる。
社会人としては妨げになったけど。
174名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:32:49.55 ID:4i7lJuYI0
自天王を登場させて南北朝の争いを描くなんて
今出来るか??当時はそれを可能にする自由さが
有ったのが懐かしいな、いろんな意味で試行錯誤が
可能な時代にもう一度なってほしい。
175名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:33:03.78 ID:2FsGanRs0
>>170
オマエは自慰をしたことがないのか?
176名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:34:58.96 ID:7lH5Lwoz0
>>174 リアル社会に熊沢・・
177名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:35:57.25 ID:Xtzirgv5P
>>174
いや、自由さがない時代だったんだよw
冷戦の最中だったから、右か左か明確にすることを要求された。
そんな中でSF作家は「宇宙人の視点から見れば右も左もない」
みたいなことを言ってたから、どっちからも嫌われ迫害された。
178名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:36:20.16 ID:vP8wb+Uy0
今SF読みたいんだが
昔の海外SFのお勧めを聞かせてくれたまえ
179名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:37:19.43 ID:QfvFxNZU0
>>178
ジュール・ベルヌから読んでみてはどうだろう。
海底二万海里は今でも心の書だわ
180名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:37:54.52 ID:jKgDKkHAO
中学の頃、親の本棚にあったのを夢中で読みふけったな
ご冥福をお祈りします
181名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:39:07.27 ID:Y8UNilu30
漫画家だとは知らなかった
多才ですな
182名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:39:19.30 ID:YIBSKx6g0
>>178
ヒューゴー賞、ネビュラ賞の作品はだいたい面白いよ。(1部ハズレもあるけど)


星雲賞はどれもくだらん作品ばかり(笑)
183名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:41:13.77 ID:2FsGanRs0
>>178
左京先生も強く意識されていたクラーク卿の作品などおススメでっせ

「幼年期の終わり」とか
「都市と星」とか
クラシックですな

「幼年期」は三島由紀夫も推してたよ
184名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:41:50.04 ID:QfvFxNZU0
今朝のテレビで誰かが
「ボクは復活の日が好きです。核の話で、男性3000人に女性が100人ぐらいになって・・・」とか言ってた。

「何を言ってるんだこいつはw」と思ってたら
司会者に止められてたw
185名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:45:06.25 ID:hGiyUawO0
ワイドショーで見て初めて知った。ご冥福得御お祈りします。
最近SF読んでねーわ

ちなみに番組では日本沈没に出演したクサナギのコメントだけ出てて
「韓国語の勉強をしていることをほめてもらった」とか意味なく韓国ネタ。
フジかなあ、とおもって確認したらやっぱりフジだった。
186名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:45:50.94 ID:uSrgwrjX0
>>178
昔の作品(古典)と言えるかわかりませんが・・・。
「宇宙の戦士」とか「ニューロ・マンサー」とか好きです。
187名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:47:59.13 ID:yR666NZA0
SFも
「スターメーカー」の視点から「アルジャーノンに花束を」まで幅があるものな
188名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:56:39.82 ID:fG3YiAJe0
>>168

ベンダサンが元ネタのひとつというのは当人が言っていたこと。
これが「D計画」という日本脱出のアイデアになる。

もう一つが佐々淳行と出会って「危機管理」という考え方を知ったこと。
これが滅亡の危機に立ち向かう国家および官僚組織の描写につながり、
「首都消失」でもこのモチーフは繰り返されることになる。

沈没を説明する地球物理学については「復活の日」で取材したのが
きっかけだとか。

189名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:57:17.99 ID:2FsGanRs0
ハックスレイからハルヒまで
広大無辺です
190名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 14:58:34.88 ID:YIBSKx6g0
>>187
冷たい方程式、も一応SFだよな。
191名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:01:06.79 ID:BdzRDmOB0
名前は知ってたけどそれほどの有名人とは知らなかった
読売新聞大阪版はどーんと紙面割いてるし
192名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:01:53.79 ID:20eNo+160
ミヤネ屋キター
193名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:02:31.10 ID:yR666NZA0
>>190「方程式テーマ」が出来たのも、皆「こーすりゃ回避できるじゃん」ってのが動機だろね
194名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:02:46.75 ID:RUbZ7hmY0
科学といっても社会科学とか経済科学もあるし、SFは広いよ
195名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:03:55.20 ID:HVy30Hn60
>>188
山本七平さまさまだな。
196名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:06:32.24 ID:iRTWqKed0
>>151
9条教徒、か?
むしろ『四月の十四日間』なんて「やる気があれば軍事力なくても戦争はできる」ってノリだったろ
(『日航機の客室に爆弾乗せて乗降ハッチから蹴り落とした』とか大笑いしたわ)

しかしこれ『戦争はなかった』に収録されてたんだよな……
改めて収録作品見たらかつてハマりまくったもの満載だよ;
197名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:07:24.40 ID:20eNo+160
>>153
東宝記念映画でコケまくり理解不能の「幻の湖」w
198名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:09:30.80 ID:1rsNQdCl0
>>177
その伝で行くと
ハインラインさんとPKディックさんの涙の友情(?)エピソードが成立しないw
199名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:13:13.21 ID:6GKEhvDb0
小松左京が表彰台に上がった頃のF1は最高に面白かった。今のF1はルールがころころ
変わってつまらん
200名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:14:12.32 ID:cuRcCGZ40
>>198 ディックって一時期共産党員だっけ。でもすぐに除名か何かされてなかった?
ぜんぜん違う人だったかな。
そういや作家商売は国内外、共産党除名とかいう経歴の人多そうだね。
本人は無自覚だったりするので、やはり協調性のない人達なんだろうか。
201名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:14:43.16 ID:4i7lJuYI0
>>177
SFは文学では無いといわゆる小説家に貶された時代だな。
202名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:18:06.13 ID:YIBSKx6g0
>>177
そう言いながら、結局当時のSFは当時の世相を反映しちゃってるよ。

ハインラインの「宇宙の戦士」と、ホールドマンの「終わりなき戦い」を
読み比べるとよくわからる。
203名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:18:40.93 ID:MIOTC6t90
>>199
あの頃も結構変わってたけどな。

あと「京」しか合ってない。
204名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:20:23.28 ID:iRTWqKed0
>>156
同時期に北杜夫とかで雰囲気掴んでたから、旧制高校のくだりは本気でカワイソスだったw
205名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:20:51.42 ID:MIOTC6t90
でも右京って表彰台上がったっけ?
206名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:27:30.25 ID:TYQ7Hbbj0
>>100


 さんぷる一号、は憶えてる。w
207名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:28:26.91 ID:MfrJSHdZ0
日本アパッチ族をwikipediaで見てみたが
なんかおもしろそうだな
208名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:32:23.49 ID:fG3YiAJe0
「直列二亀頭」って日本アパッチ族だっけ?
209名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:47:48.37 ID:MXCLIFa60
>>201
あほな話だよな

でハリウッドは冷戦みたいな愚かな事は止めるべきてスタンスの娯楽作品も多かった気がしたな

それもSF映画か・・・なるほど現実派ほど狂気に近いてはのは・・・
210名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 15:56:13.54 ID:jSD8YVty0
>>208
明日泥棒じゃなかったかな。
右翼の大物が宇宙人に土下座して「私を男にして下さい!」と頼んだ結果・・・
211名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:00:08.09 ID:oz5G/2vb0
「影が重なるとき」が好きだったな。空間論とか
212名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:00:54.05 ID:1rsNQdCl0
>>200
ディックはもともと貧乏きわまってて、
慕って家にくる若者がドラッグでボロボロになってくの見て
うわあん世の中ひどいよ;;っていう素朴なオッサン
とにかく素朴で、中絶反対小説書いてフェミの人に怒られたりしてる
本来右とか左とかあんま関係ない人だと思うw

ハインラインも右とも左ともいえんような人なんだけど
この二人は一時期対立してたのに、貧乏きわまるディックに
いろいろ助け舟出してあげたから、ディックがあちこちで嬉しかったっていってる
213名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:03:56.08 ID:9IMmhB4W0
>>212
ディックは短編が好きだな
「まだ人間じゃない」だっけ中絶小説
確か12歳までは人間じゃないから親が承認してないと中絶回収車に回収されてしまうんだよな
のら犬のように

この頃のSFにでてくる女って大抵たいがいな性格だよなぁ
214名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:04:07.29 ID:q1Ey/7ej0
>>212
本当に貧乏だったんだろうな、素朴に嬉しかったんだろうね
ハインラインも悪い気はしなかっただろな
215名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:04:28.81 ID:pPsXjcztO
>>160
エッセイのタイトルだよ
日本人作家がユダヤ人に成り済まして書いた本
日本の良い所を神戸在住のユダヤ人の目線で語る、と言うスタイルで
敗戦で自国の歴史に自信を失っていた日本人に、かなり売れた
マスコミが調べたら実は日本人だったと言うオチ
216名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:06:30.56 ID:yZ4BcM1Z0
SF作家でもあった安部公房は、若い頃に作品内容が党の方針に合わないからと共産党を除名されている。
217名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:12:49.19 ID:KL8C6UOQP
ずっと昔に小松左京のインタビューで、SF小説とは90%以上の事実があるからこそ
面白くなるって言ってたのを覚えている。
そのせいかレッドオクトーバーやパトリオットゲームなどもけっこう好きだわ。
218名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:13:33.74 ID:1rsNQdCl0
「右も左もない、もっと高い視点を」っていうほど自覚的じゃなくて
本人たちも世相にあわせて、右っぽかったり左っぽかったり
わりに振れ幅大きくて、左右どっちの陣営ともケンカしたり、寄っていったり
左右どっちからも一律嫌われてるってほどシンプルでもないと思う

でも基本いい人ぞろいだよなwSF作家
ヴォネガットも基本「素朴でいいひとでいたい」だけだし

御三家の中では、小松左京が一番オーソドックスな意味で
常識的な良心の持ち主だとは思う
星新一は「わあ、きちがいだあ」って言われちゃう、私生活がブラックユーモアな人だしねえ…
219名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:14:45.66 ID:9IMmhB4W0
SFより時代小説のが荒唐無稽でひでーじゃねーかと思ってたもんだ
220名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:20:15.60 ID:81D9Gues0
現実の方がSFになっちまったからな。

「一生に一度の月」で、アポロを予測できなかったのはSF作家の責任、とか言って結局おバカSF短編にまとめてて、笑った。
221名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:24:10.42 ID:1rsNQdCl0
責任ウンヌンでは、ファン活動してる人がTVに出てきて
小松左京が震災後
「震災の一連の被害には自分たちの世代に責任があったんじゃないか」
って落ち込んでたという証言があったね
おそらく、津波の防波堤とか、原発を指してるんだろうけど

忸怩たる思いは共感するけど、マジメすぎるぜと思った
少なくとも、自分らはSFでいっぱい教訓得てて
それで精神的に救われた部分いっぱいあるんだから、作家の責任は立派に果たしてるよと
222名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:25:45.72 ID:MfrJSHdZ0
>>218
高い視点とう言うよか
こんな世の中思いついたぜ!!どう?おもしろいだろ!!
的な印象があるんだけど
おもしろさの為には右とか左とかあんま関係なく取り込むんで
頭固い連中には嫌われるかも
223名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:26:19.69 ID:bFWob8QW0
>>215
本多勝一がベンダサンの名を借りて本書いた山本七平のこと批判してたわ

あと遠藤周作が、誰も気づいてないけど名前は
「いざや便出さん」だろって笑ってた
224名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:30:16.66 ID:aMsFGwEO0
昨日の19時のNHKニュースでも報道していたけど、真っ先に「日本沈没」出すってのはどうかと思うよ。
「復活の日」だって映画化されてるんだ。
この間の震災の時朝鮮人が「日本沈没」出して喜んでるのを思い出して不快になったよ。
225名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:34:27.75 ID:rhFcsQqr0
>>15
俺もネトウヨだが、ここまで教養の欠如した奴をみると、情けなく感じる。
226名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:37:37.83 ID:tST+YJso0
>>221
世代的にはあるかも知れないが本人は警鐘ならすような作風だったのにね、
本当にまじめな人だったんだな。
戦前組みは本当にまじめだよね…

>>224
まあ知名度もそっちの方が上だからしかたない
なんか違うとは言え映画もわりと最近あったわけだし。
227名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:37:39.06 ID:1rsNQdCl0
>>224
え、逆にちょっと感心したというか
映画の映像みて「あー、人間の想像力とか創造力ってすげえ」と思った
少なくとも、高度成長の時代に「それだけじゃ立ちいかん」
と思ってた人がいたってだけでも精神的には
「ああ、考えてくれてた人がいるんだな」という慰めにはなったよ

上記の小松左京の発言を合わせれば、そんなに不愉快な話じゃないと思うが
文脈があるんだから、単体で映像がダメとかいうのはなあ…
228名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:38:39.09 ID:q0XVH2GI0
日本アパッチ族って読んだ記憶があるが結末を思い出せない
229名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:40:06.95 ID:Xtzirgv5P
価値も視点も相対化するSF的考え方は
今もオタク文化の中に脈々と生き残ってると思う。
SF作家がやってたヨタ話、バカ話が商業文化に乗っている。
それはウヨだのサヨだの思考停止してる現在主流の人たちとは違う考え方だ。
いずれそういうバカが主流となる平和な世の中が来るかもしれない。
その復活の日まで細々とバカ話やって生きていきたいもんだ。
230名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:40:34.74 ID:oFhsEftI0
やはり、「牛の首」と「くだんの母」だな...
231名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:44:22.33 ID:L7l0hzrX0
倉庫から発掘してきた。
一冊づつ手に取るたびに、買った時のことを思い出して涙が出る…
232名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:47:00.81 ID:1rsNQdCl0
>>226
戦前組は、っていうけど
伊藤計画とか飛浩隆みたいな若手(?)だってクソマジメじゃないかw
神林長平もクソマジメだし、上田早夕合も似た部分ある

少なくともいま、純文学とか文芸の世界よりはよほど動機や過程がマジメだと…
文芸の抜け作ぶりに呆れてこっちに戻ったんでそう思う
世界的に見ても、主流文学の作家が書いたSFってひどいじゃん
233名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:56:02.04 ID:vP8wb+Uy0
>>179
>>182
>>183
>>186
ありがとう!
ヒューゴー賞作をたどっていくのいいかも
234名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 16:59:08.18 ID:gzP23jYrO
誰も触れてないみたいだけど、国弘正夫さんと同級生だったよね。
235名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:03:35.28 ID:7k5lVhkC0
>>225
あまり気にするな。
小松左京も知らないようなレベルの馬鹿のたわごとは。
全然読んだことなさそうだし。
236名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:04:22.60 ID:CpL6tMnE0
鴨川?のほとりを歩いていたら矢鱈いきがった糞生意気な大学生に出会って
喧嘩になって、後でその頃の日記を読んだら「むかつくオヤジをぼこってやった」
って書いてあり、タイムスリップした自分だと(未来に行っのか、過去に行ったのかは忘れた)
気付くって話が印象に残っている。
人生なんてのは…
237名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:12:17.84 ID:MfrJSHdZ0
>>232
主流文学の作家が書いたSFってどんなの?
SF作家が真面目に見えるのは
ある種の整合性みたいなものが求められるからじゃないのかな
突き詰めていくと真面目にならざるを得ない
238名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:28:47.84 ID:iRTWqKed0
>>237
>主流文学の作家が書いたSFってどんなの?
あなたが3行目に書いたそれと真逆の態度で書かれた代物と思えば大体合ってる
239名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:30:14.87 ID:4i7lJuYI0
>>237
安倍公房だな。
「第四間氷期」だったかな。
ま、読んでみ。
240名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:33:25.61 ID:yjF9C2Oh0
>>239 それは比較的まともな部類なんじゃないの?
241名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:33:59.89 ID:9IMmhB4W0
普段SF書かない作家のSFというと三島の美しい星とか・・・
最後の最後までキチガイ一家の話だと思っていたわw
好きな話だけど
242名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:35:35.64 ID:jSD8YVty0
>>237
三島由紀夫の「美しい星」もある。傑作かはビミョーだが。
ただ三島がSFを定義して「知的でありすぎることのないジャンル」と評したのは名言。
243名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:37:58.60 ID:MfrJSHdZ0
>>238
マジかよwww人間しか書かない文学だって
ある程度登場人物の内面に整合性とか要求されると思うんだが
それとも背景社会の設定がダメダメって事か?

>>239>>241
thx読んでみる

>>240
じゃあまともじゃない奴教えてくれ
244名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:42:20.37 ID:Gr2ScJt+0
>>221
未来の子供が、昔々の火力発電所か何かを発見して
「どうしてこんな危険なものが地球にあるの?」と不思議に思って、
大人が「今は安全な原発があるからねえ」と笑って終わると短編があったね

あれは寄稿先がもろ原発関連誌だったか
245名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:42:49.08 ID:QN75j5ec0
日本沈没の再放送がくるな
246名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:46:25.73 ID:1rsNQdCl0
>>237
「わたしをはなさないで」と「オリクスとクレイク」はひどかった
すげえ表層的なヒューマニズム無批判に謳ってるんだけど
細部に「この作家ひでえ人間認識の持ち主だろ」って雑な部分がバンバンw

科学的な部分もひどいし、社会認識もひどい
社会とか科学への問題意識の持ち方がすごく狭いんだと思うが
胸糞の一言につきる、話が悲惨とかいうんじゃなくて、書き手の意識が不愉快な話だよ
文芸的なテクニックはあるんだけど、そのせいでよけいに胸糞w
247名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:49:10.71 ID:MfrJSHdZ0
>>246
そんなにひどいんか
せっかく紹介してもらったのに
オラなんか怖くなってきたぞorz
248名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:49:47.07 ID:iRTWqKed0
>>243
「しょせん空想話だし」的ノリで書く場合が多いから整合性gdgdになりがち

某小説にもあったけど「子供だまし」が一番大変なんだけどねぇ、
子供って余計な価値観でバイアスかけない分シビアに面白い/面白くないを判断するから
249名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:52:53.47 ID:pKT6I3OS0

盛年期にどんなに優れた業績を残していても、
老いは残酷なまでに人間を蝕む。

そのことを痛感させてくれるのは、
武者小路実篤と
宮崎駿と
小松左京である。
250名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:54:21.84 ID:f2zqURWN0
>>249
なんで宮崎駿
251名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:57:59.47 ID:aRpcbolu0
追悼企画で日本沈没放映・・・は絶対ないな
252名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 17:58:22.37 ID:9qMM2ZTj0
>>201

というか、小松自身が文学を煽っていたからなあ……

ずっと「文学を改革する」と息巻いていた。
(つい1年前のインタビューでもその姿勢に変わりはないね。)
ttp://www.toyokeizai.net/life/column/detail/AC/59d8bafc0751a7f384e39c23ac9cf9a6/

この人がほんとうに神曲とかファウストとか(あるいは指輪物語レベルでもいいが)
文学界をうならせるくらいの現代の神話を書けていたら、
あんなふうに揶揄されることはなかったと思うよ。

でも長編はヒューマニズム一辺倒(知識量と社会学的な構想力はもの凄いが)。
短篇では女シリーズとか面白い試みもあったが。

個人的には凡百の文学作品より「果てしなき」の方がよほど価値があると思うし、
シミュレーションなら「日本沈没」、ジュブナイルなら「青い宇宙」なんかは
後代にも読ませたいと思うけどね。

でも小松は文学にこだわった。
むしろ文学なんて無視していればよかったのに、それができないジレンマ。
文学を極めるためにSFを書いてきたんだからしかたないとはいえ……
253名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:09:27.20 ID:1rsNQdCl0
>>247
「オリクスとクレイク」はそれなりに面白いとは思うよ
なんでこれにむっとする人がいるんだ?ってのを
話の悲惨さを切り離して考えてくれたら嬉しいかもしれん

SFが文学を改革するっての、小松左京自身はさておき
後輩はやったんじゃないかなあと…
芥川賞を円城塔にやるかどうか、大モメしたあげく「誰にもやらない」
ってのは痛快な話だと思ったw
Self-Reference ENGINEが現代の神話じゃだめかなあ?w
254名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:10:06.81 ID:fG3YiAJe0
>>246

>「わたしをはなさないで」と「オリクスとクレイク」はひどかった

あー、なんというか、「お文学」って奴だよね。
あえて差別的な言葉遣いをするなら、「小説すばる」系。
基本的な勉強をさぼってる感じ。
取材と考証をちゃんとやればきれいごとを超えられるのに。
255名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:16:20.22 ID:1vGIq/NY0

 果しなき悪しき流れの果に
256名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:18:23.94 ID:MfrJSHdZ0
>>253
そうか、安心した
今度読んでみるよ
ありがとう
257名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:18:41.09 ID:HJ5t5sXN0
文明評論家て、何様だよw
258名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:24:50.79 ID:HFnLqi+Z0
>>224
物事を一面でしか見られない
小松左京の読者ならありえない態度だな。
韓国内でも、「いくらなんでもひどいだろ」とその見出しは非難されてたんだが
そっちは無視なんだよな。
あと、タイの新聞でも震災関連で不謹慎ネタあったはずだけど
それも無視。
親日国には甘く、反日にだけ反応するのか?
259名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:28:49.98 ID:L8yHzG+N0
くだんの母は本当トラウマもの。
あれが出て、阪神淡路大震災の時(くだんを見た)という
都市伝説が流れたんだと思う。
最近やんごとなき家のあの女の子をみるとなぜか
くだんに連想が,ゲフン ゲフン、、。
260名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:38:10.44 ID:HFnLqi+Z0
>>218
星新一はブラックな基地外のふりしてるけど
本質は真面目なヒューマニスト。
「午後の恐竜」「鍵」「ある夜の出来事」とか読めばわかるだろ。

261名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:42:44.41 ID:QCaxNqV40
「くだんのはは」は石森章太郎の漫画版の方を先に読んだ。

あれも怖かったよね。
262名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:45:35.97 ID:sDZf7M4S0
俺は第一世代SFではラファティやティプトリィが好きだね
263名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:47:53.92 ID:+0TcVQvo0
NHKは在日の放送局だから日本沈没が一番先にくるのは当然だろ
264名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:49:42.30 ID:1rsNQdCl0
>>260
サービス精神でノっちゃうんだよな…「いい人」ではある
ただ、作品と本人はちょっと分けて考えたほうがいいかなと
評伝読んで思い直した
ヒューマニストだけど、すーっとどっか醒めてる冷徹なところは
他の作家に比べても強いと思う

民草に労わり深い王族みたいなツンとした部分というかw
星製薬王国の賢く優しい王子様が、時代の変遷と民衆の荒っぽい台頭に晒されて
富も名誉も失って心傷ついたまま「現代市民」になるところから
作家・星新一が始まるってイメージだ
265名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:51:23.56 ID:QA+gbPIWO
新潮角川文春の各文庫は、小松の絶版ものを再販してくれ。
家にあるのは、もうみんなボロボロなんだ。
…ケイブンシャって死んだんだっけか。
266名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:52:05.58 ID:lDYGNxPn0
安価つけるのもナンだが >260 ただチャチャ入れたいだけノが散見するんで。

それどころか【星製薬】の社長だったじゃん。シビアな計算、判断が出来なくちゃとてもやって行けません。とは
『人民は弱し 官史は強し』で発表済み。 善玉/悪玉コレステロールは『きまぐれ学問所』が日本初じゃね!?
267名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:53:19.07 ID:9qMM2ZTj0
>>253
> Self-Reference ENGINEが現代の神話じゃだめかなあ?w

すくなくとも小松自身は「ダメ」だと言うだろねw

この人のいう「文学と科学の一体化」なんて壮大すぎてなにがなにやら。
神話から哲学が独立したから科学が発展できたのに
それをぶっ壊すんだからなあ。

まあでもこの人のハチャメチャな思考は新鮮だし、ときに発奮もさせられた。
生来の煽り屋なんだろうね(いい意味での)。
それを聞けなくなったいまは寂しいかぎりだ……
268名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:53:55.34 ID:DOsMSvHq0
映画化は失敗作がほとんどだもんね。

・首都圏一極集中のこの国でそこが突然失われたらどうなるか…→「新宿…新宿御苑…」
・太陽系消滅の危機→地球が滅んでも、木星を守れのヒッピーおじさんの団体。
・日本が沈みかけているのに、福島の実家や救出作業で奮闘する恋人に会いに行く馬鹿。
・南極まで行って、無駄な絵ばかり…。

やっぱ、橋本忍脚本の最初の「日本沈没」しかないよね。まともなの。



269名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 18:56:23.84 ID:Gr2ScJt+0
>>268
首都消失のツッコミ所はそこじゃねーような気がするがw
270名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:05:40.35 ID:DOsMSvHq0
>>269

いやね…。原作と違って、「雲」との戦いになっているところを突っ込もうと
したら、2時間ドラマの俳優のそのセリフが浮かんで…w

まあ、ラスト近くの雲が晴れてからの「セット撮影」のショボさ…が最悪なんだけど。
271名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:06:26.89 ID:1rsNQdCl0
>>267
個人的にはそこはきれいに分離独立したとあまり思ってないw
ざっくり中世あたりまでは宗教組織が学問保護してた側面も強いし
宗教的建前より、自然観察の結果を重んじたような記録もある
近代の克服を今言われてるのとはさかしまにやりたいってのはすごくわかるしw

そういう大言壮語をもっと聞かせてよグランパ!な気持ちはすごくあるよね…
272(´-`).。o山中狂人 ◆abcDBRIxrA :2011/07/29(金) 19:07:46.40 ID:snSzeO8C0

(/-\) なんもせんほうがエエ……

鎌倉の老人の声が、今もずっと耳に残ってる。
273名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:08:09.57 ID:HVy30Hn60
>>268
日本映画界にもっと体力と技術とセンスがあれば、
小松さんや筒井はんの中短篇をタネにした佳品が
ちょいちょい生まれていたかもしれない、とは思う。
向うのP・K・ディックみたいに。
274名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:09:28.95 ID:QCaxNqV40
手塚治虫もそうなんだけど、この人もB29の爆撃の中を生き延びたんだよね。

焼夷弾に直撃されて地面で燃えながらグルグル回ってる女の子の話とか怖かったわ。
275名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:09:31.14 ID:HFnLqi+Z0
>>264
でも、本当に冷徹で覚めてたら、とっくに自殺してたよ。
星新一は。
276名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:10:38.11 ID:NiW1l+Vb0
>>236
鴨川じゃなく哲学の道だった気がする
277名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:12:36.93 ID:Nfk6rgWZP
>>197
琵琶湖上空に静止軌道なんてねーよな。
278名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:12:46.84 ID:g1LsurTXO
俺が聞いてるのは一万まで潜れるかどうかなんだ!
279名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:12:57.13 ID:m1wNWV740
筒井康隆の「日本以外全部沈没」はおもしろいぜ
280名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:15:00.65 ID:wNI5WK0T0
日本人の鼻毛が男女ともボウボウになる話があったな。
281名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:18:48.74 ID:Nfk6rgWZP
鼻毛をかきわけてキスするんどったよな。
282名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:22:04.96 ID:YuifViJp0
>>153
「幻の湖」
「ジパング」
「火の鳥」実写版などなど…

「さよならジュピター」は「日本沈没」「八甲田山」の森谷司朗が監督をする前提で企画が進んでいたが森谷が急逝、
急遽監督経験がほとんどない橋本幸治が監督することになった。
それをいいことに(?)小松左京が若い作家等を引き連れ監督を差し置いて撮影現場を指揮。
どんな業界でもそうだが素人が仕切ってまともな結果になるはずがない、映画はあの体たらくでした。
全部が傑作とは言わないが見る価値も無い駄作を残してはいない森谷氏が監督してればもう少しましな出来になってたでしょう・・・


283名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:23:20.53 ID:PRNf3X8/0
アパッチ族は錆鉄喰って「純鉄」のウンコするんだよなw
284名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:26:17.67 ID:4i7lJuYI0
星新一のおやじはエリート官僚であった。
戦前のエリートだから相当なものだと推察。
イメージ的には冷徹な印象。
本当はどんな人かわからんわな。
285名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:33:24.14 ID:2dZ76c3u0
>>51
いまだに出版界ではSFは、ほとんど排斥されてますよ。早川書房とか、ごく一部の出版社
を除けば、正面からSFを扱った作品は企画の段階で潰される。おかげで、SFを書きたい若手
はラノベに行っている状況です。
講談社とか大手の出版社が、「SF新世紀レン●マン」とかに大金注ぎ込んで大失敗した
せいなんでしょうな。
286名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:35:48.14 ID:bU6HlIJA0
>>246
今日一日中小松作品を思い出して泣いてたが
イシグロは全く別の視点で泣かされてるぞ
SFとしての視点はとにかく、
痛みのともなった望郷の想いの切なさには違いがあるとは思えん。
287名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:35:49.04 ID:MfrJSHdZ0
>>285
ラノベにたまにクオリティ高いのがあるのはそのせいなのかな?
288名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:38:35.92 ID:EY/u7vqB0
ところで、早川のSFマガジンって部数的に大丈夫なの?
そういえば角川春樹が角川本体から外れたとかいうのも、SFにとってはマイナスか。
小松作品が文庫で今読めるのって、ハルキ文庫が多いんだっけ。
289名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:38:57.53 ID:4kOIkLt00
>>284
父、星一は製薬会社作って、モルヒネの利権を一手に握った、超やり手。
星新一が社長になって潰れた。
290名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:42:14.82 ID:YuifViJp0
「男を探せ!」という短編、
「頭文字がBJという医者を探す話?ブラック○○○○?いやまさか・・・」
と思ったら本当に○○○○ジャックを探す話だったので仰け反った。。
ほかにも8マンと007が登場する話も書いたりしてて(しかもコメディではない!)あの人の短編は油断が出来ん。

291名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:48:10.37 ID:2dZ76c3u0
>>282
あれでも、故橋本幸治監督は小松左京の暴走を相当に抑制したそうです。w

>>287
というより、少しでもSFっぽいものを描きたければ、ラノベとして書くしかないという状況なので、
質も量に支えられるのでしょう。
292名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:50:13.13 ID:81D9Gues0
>>269
鮎食おうぜ、鮎w
293名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:57:32.70 ID:L1gY3CZI0
東京八重洲口は酷く混んでいた だっけ日本沈没の書き出しは
294名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 19:58:41.04 ID:ScxdxBvGO
次はツツイか
295名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:01:27.29 ID:MfrJSHdZ0
覆面した>>294が小松左京の遺影をもって
筒井、次はお前だ!!とか叫ぶ犯行声明&予告ビデオが思い浮かんだ
296名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:03:47.44 ID:YuifViJp0
>>268
全体の出来が良いとは言わんが、
映画版「エスパイ」のテレポーテーションのシーンが好き。
297名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:09:49.06 ID:YuifViJp0
>>269
個人的には中日新聞に連載していた原作では名古屋が舞台だったのに、
関西テレビが製作した映画版は大阪が舞台だった点をツッコみたい。
298 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/07/29(金) 20:11:17.86 ID:xStoO1AX0
早すぎる
俺より若いのに
299名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:12:53.06 ID:FZ2zDsxT0
この人の小説って元ネタは聖書の終末預言やん。
300名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:13:08.16 ID:/8zd9lv50
頭は良かったんだろうが
マナーは悪かったんだよなw

ところ構わず四六時中タバコを吸ってる痛い人で
TVや雑誌のインタビュー時でもいつもタバコ片手(-。-)y-゜゜゜
301名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:13:12.92 ID:81D9Gues0
>>297
あれ、北海道新聞にも載ってた。グループらしいね。
302名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:22:15.63 ID:BQimOBQZi
>>300
時代が時代だからねー
くだらんイチャモンだよ
ちょっと前は大学教授がタバコ吹かしながら講義やってた時代だぜ

アメリカでアシモフかクラークと会う時には、禁煙しなくてはならなくて禁断症状で大変だったって言ってたな
303名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:33:11.55 ID:BOYtI3UDO
マジか…
くだんの話とか召集令状とかすごく好きだった
残念だ…
304名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:37:43.84 ID:Gr0KJBEy0
「驚愕の荒野」は面白かった
生きてるうちにまたああいうの書いて欲しかった
305名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:38:45.50 ID:h+H+OJTY0
>>266
経営能力というか商才はなかったと星製薬の人が聞かせてくれた事なら有る
星氏の代表作は「星新一」ではないか
306名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:39:27.70 ID:BCoOdwTO0
>>304
筒井康隆はまだ存命中
307名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:40:22.19 ID:l01c4gkz0
>>304
驚愕の曠野
308名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:41:59.29 ID:/g2uKQ3j0
>>302
俺が厨房のころは教室でタバコ吹かす教師がいたなj
309名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:43:46.01 ID:nzV2CLNuO
>>298
お前は何歳だよ
体に気をつけろよボケ
310名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:44:01.17 ID:NHQZt5wo0
>>296
たしか白い空間を走ってたよなw
311名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:48:32.18 ID:cnrrogMf0
小松左京って何から読めばいいの?
312名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:51:36.03 ID:HVy30Hn60
>>311
「飢えなかった男」
313名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:57:43.53 ID:3gklK16g0
極冠作戦だな
地球温暖化の未来と人類は孤独ではなかったの2つのテーマ
314名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:57:56.77 ID:5sp/i2cl0
直接の死因が肺炎で実質的な死因が末期癌って人多いけどこの人は
癌罹患歴とかなかったの?
315名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 20:59:20.22 ID:BCoOdwTO0
>>311
「くだんのはは」「保護鳥」「夜が明けたら」
または
「果しなき流れの果に」「継ぐのは誰か」「ゴルディアスの結び目」
または
「復活の日」「日本沈没」「さよならジュピター」
または
「地には平和を」「お召し」「召集令状」
または
「時の顔」「終りなき負債」「聖六角女学院の崩壊」
316名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:02:21.98 ID:SsJkrkDfO
>>311
題未定
317名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:08:01.90 ID:8qVuc8Dg0
>>316
懐かしい!
Dime teaとか大海帝とか、後どんなのがあったかな。
再読しよう。
318婆 ◆HKZsYRUkck :2011/07/29(金) 21:09:06.03 ID:m3ilOlT30
今来た。
ご冥福をお祈りします。
大作はどれも凄いが、俺のBestは短編の「お召し」。たしか角川文庫の
「召集令状」に入ってたはず。


>>43
俺は「日本沈没」を先に読んだから、「果しなき流れの果に」で
そのシーンが出てきたときに鳥肌が立った。時代を経て旋律が微妙に
変わってるんだよな。
ブラジルやハワイへの移民もヒントにしてるんだろうけど、やはり
流浪の民のアイデンティティが滅びた祖国への執着によって維持されている
という悲しさが、2〜3行の描写にこめられてるんだよな。
319名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:11:16.72 ID:b3Of0iYT0
しかし、「『日本沈没』なんてタイトルからして反日非国民で不愉快だ」とか
ネタじゃなくてマジで言いだすやつが本当にいるとは思わなかったよ。
320名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:11:48.51 ID:X4LCj9sD0
>>54
新型インフルエンザ騒ぎで「復活の日」を思い出したわ
321名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:12:35.11 ID:tTwN3hUh0
沈没成金のくせに!
322婆 ◆HKZsYRUkck :2011/07/29(金) 21:15:03.73 ID:m3ilOlT30
>>320
新型インフルエンザ騒ぎがもうちょっと早かったら、取材や講演依頼とかで
ボロ儲けできたと思うが、長いこと体調を崩されてたからなあ。
323名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:16:51.42 ID:lsgbUj0g0
>>311
長編なら>復活の日、明日泥棒、日本アパッチ族
短編なら>タイムジャック、第二日本国誕生、フラフラ国始末記
324名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:23:56.27 ID:/g2uKQ3j0
鳥インフルエンザでインフルエンザのワクチン造る卵がないなんて描写あったな
325名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:23:58.00 ID:YuifViJp0
>>311
「竜虎抱擁」「新都市建設」「ベイ金闘争」も面白いですよん。
326名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:26:35.80 ID:g1LsurTXO
このつっかえ棒が無くなったらどうなるかってことだよ!
327名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:27:05.71 ID:W9Y+wjqc0
五木ひろしの主題歌が懐かしい・・・
328 【東電 74.7 %】 :2011/07/29(金) 21:28:30.51 ID:vRe9PbwU0
>>315すごいねw もしかして全巻持ってたりするのか?
自分はどちらかというと星新一の方が好きで、
その流れで小松左京もちょっと読んだ程度だが
みんな詳しいんだな。
329名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:31:03.76 ID:fOwD7nOV0
日本沈没以外でも日本を何度も沈没させてるし、地球も何度もぶっ壊してるし
人類も何度も滅ぼしている
でも、日本沈没だけが有名
330名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:33:50.77 ID:fOwD7nOV0
でも、死んだらちゃんとした全集が出ると期待したい
331名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:34:48.92 ID:KkNcbOrh0
痩せ我慢の系譜
はドラマにしやすい
332名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:34:55.10 ID:Tt58QiAQ0
>>27

えっと

エスパイ
333名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:37:00.30 ID:lDYGNxPn0
バブル崩壊前後位までのファンダムの人間の読書量単位は"ダンボー"
334名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:37:23.27 ID:Tt58QiAQ0
>>315
「さよならジュピター」はむしろ黒歴史という認識では?w
335名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:38:21.16 ID:BCoOdwTO0
>>328
50年も生きちゃってるから、小松左京はかなり読んでるけど
小松作品すべてを持ってるわけじゃないのよ

最初は、中1のとき読んだ「日本沈没」
星新一もよく読んでたね、「ボッコちゃん」とか
336名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:38:23.39 ID:DsN+3YDq0
おもったより長生きした。
65くらいで事故か脳プッツンで死ぬとおもっていた。
晩年ぼけていたらしいが。
星も60代でぼけて死んだのに 筒井はボケもせず元気だね。
337名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:39:37.36 ID:FKWnfXGC0
  _,,..,,,,_   
 ./ ,' 3  `ヽーっ  
 l   ⊃ ⌒_つ 
 `'ー---‐'''''"  
338名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:41:00.92 ID:BCoOdwTO0
>>334
だから、黒歴史は映画版、原作小説は悪くないってば
339名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:45:32.66 ID:NwS+TDL/0
日本沈没や首都消失等々消してしまうことが大好きだった人だw
でも今の日本からモラルが消えて、とんでもないことになっているのは
SFよりも寒いw
340名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:45:51.70 ID:YuifViJp0
>>329
> でも、日本沈没だけが有名

小松氏、日本沈没が評判になりだした頃知らない人から
「自分は伊豆に土地を持っている、あの本には伊豆が危ないと書いてあるが手放した方が良いか?」
と電話で相談を受け、散々苦労してあれは小説ですと納得させたら
「何だ作り話か、なんて人騒がせな本を出すんだ!」
と相手から怒られたそうな。
有名税、かな?
341名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:46:30.04 ID:WjB/Kw4l0
流れる女 いかったなぁ。
342名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:48:05.57 ID:KkNcbOrh0
そして誰もしなくなった
本邦東西朝縁起覚書
紙か髪か

こういうドタバタもんもオモロイよね
343名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:51:05.90 ID:VEwFzL7cO
>>336
星さんは顎の癌を患って寝たきりになったんだろ
小松左京は生活習慣病のメジャーな疾病で、とは思ったけどな
老人性鬱病にかかってたのはやはり宅間も原因あるのだろうか
344名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:51:32.01 ID:2dZ76c3u0
>>334
黒歴史は映画だけですよ。
345名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 21:55:55.73 ID:4WQ0HIYc0
>>311「地には平和を」「お茶漬けの味」「易仙逃里記」
346名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:00:10.40 ID:CNB/6Y5s0
>>113
既にその時にそのような論題を提起しているのが古くて新しいな。
教訓ではなく寓話であったと批判めいた言葉を出せば
第2のその人が現れてくれることもあるかもしれない。

347名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:06:05.89 ID:YdYagP/W0
小学生の頃からファンだった.
さよならジュピターで出てきた未来のコンピューティングの描写がインターネットを
あまりに正確に予想していたのに戦慄した.
自分の理系選択に多大な影響を及ぼした氏の死を追悼したい.

348 【東電 71.5 %】 :2011/07/29(金) 22:08:21.14 ID:vRe9PbwU0
>>335
10年くらいしか年は違わんようですがw
パッとそれだけ名前が挙げられるのはすごいですな。
「日本沈没」は他の方もよく名前をあげておられるようですね。
読んでなかったんで、今度読んでみるとします。

星さんは学生の頃はまって、こちらは山のように名前を挙げられるんですが
スレちになってしまうんでやめときますわw
‥いつか全巻そろえようなんて思っているうちに数十年経ってしまったな。
349名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:08:49.07 ID:NwS+TDL/0
日本以外全部沈没は笑えたなぁ
もちろん映画版じゃないよ
350名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:11:05.67 ID:4WQ0HIYc0
>>349お返しに書いた「タイム・ジャック」を語れなきゃ出し殻以下だぜ
351名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:12:53.68 ID:YdYagP/W0
>>348
地方都市にいく度に古本屋で小松左京を探したのはいい思ひで.
短編を揃えようと思うと面倒だから全集でないかな.
352名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:13:04.39 ID:iR2xOjgV0
筒井は芥川とか太宰とか川端とかヘミングウェイみたいな死に方なのかなあ
353婆 ◆HKZsYRUkck :2011/07/29(金) 22:15:25.33 ID:m3ilOlT30
>>343
数年前、ファンクラブの人らが集まって古寿だか喜寿だかのお祝いをした
ときの記事に、認知症を伺わせる描写があったもんな。岡本太郎の晩年も
創作意欲が沸かなくて苦しんだことがあったそうだけど、クリエーターが
創造力を奪われることの残酷さは胸が痛い。
354名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:17:54.11 ID:KrzXH14N0
>>352
筒井さんは死なない。

科学の力を借りて生き続ける。これは既に理論上可能だ。
355名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:18:32.93 ID:wv5J5tEM0
青い宇宙の冒険
見えないものの影
356名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:19:09.13 ID:81D9Gues0
時空道中膝栗毛、眠りと夢と旅(ジャストシステム版で読んだ)、
旅する女(ゴーギャンのイオラアナマリアはMoMAで見てきた)、
イッヒッヒ大作戦、少女を憎む、骨、易仙逃里記、見知らぬ明日、
痩せ我慢の系図、お召し、鳥と人、ユートピアの終焉、こちらニッポン、
BS2005は何を(なんだっけ)…

手に入る限り、著作ほとんど読んだはず。でも、ショートショート全集で、読んだことない作品が山ほどあって、愕然とした。
357名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:19:47.90 ID:8c33qT/60
数年前くらいに日本沈没の続編を出してたよ。でも本人は監修といったような立場で関わって
直接書いたわけではなかったみたい。どの程度目を通したり助言したりしたのだろう。
358名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:20:49.20 ID:tTiEXBjd0
さようならと
 言わないで
いまは微笑みを

いつかまた
 めぐり逢える
地の果て続く限り

合掌
359名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:21:47.43 ID:4CdFACqI0
日本沈没が書かれた当時、大陸移動説は最先端の学説だった。
だから作中ではマントル移動の原理を驚愕の新事実のように解説している。
360名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:22:12.50 ID:81D9Gues0
>>348
日本沈没を読んだことない日本人がいるなんて!
361名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:25:43.52 ID:4WQ0HIYc0
あと20年待てたなら

もう少し時が緩やかであったなら・・・


2001:a space odyssey CG Station-5 5 minutes
http://www.youtube.com/watch?v=4ll_6RimCuM&feature=related



2001: A Space Odyssey, retro 1950s Version
http://www.youtube.com/watch?v=bbUGT--UfJE&feature=related
362名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:26:13.47 ID:6AsiOM7a0
『果しなき流れの果に』
せっかく人間に生まれたのなら、これだけは読んでから死んだ方がいい。
マトリックスもハルヒもまどマギも紫色のクオリアも、全てはこれの縮小版にすぎない。
363名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:27:27.06 ID:YuifViJp0
>>352
「死にかた」みたいな死に方するんだよ、きっと。

>>354
金持ちが科学の力で無限に生き続けられるようにした結果、終わりの無い激痛に永遠に蝕まれてしまう「生きている脳」」という短編が筒井作品にありまして・・・
364名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:27:36.09 ID:Ackc4TtJ0
>>360
俺も読んだことない
日本人の99パーセントくらいは読んでないよ
1パーでも読んでたら御の字くらい
365名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:28:22.20 ID:wkuY3MGS0
日本沈没、漫画と映画はみたけど、小説は読んだことないな。

それよりも日本アパッチ族が気になる。タイトルから内容がまったく想像できない。
366名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:30:02.48 ID:81D9Gues0
>>365
今はOBPになってるとこが舞台。新御堂の1000円のカレー(だっけ?)が喰いたい。
367名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:31:51.94 ID:nGnbvHFu0
>>365 突然変異で鉄食い人間へ?
368名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:33:29.56 ID:lDYGNxPn0
>>353 創造力を奪われることの残酷さは胸が痛い    =某地方都市。作画グループ全巻揃えてたりする本屋。 漫画屋予備軍
     同人作家が入り浸ってたりバイトくんやってたり / デビューしたのも居るが話を聞くと・ネタを毎月考えるのが大変!
収入云々より『オレッてこんなモンだったのか!?』と落ち込む=そうな。
 売れなくなった漫画家とか絵描きが死んだ』 と言うニュースを聞くと”ああ、貧乏で”と思わされがちだけど_クリエイターがモノを
作れ無くなったら”お終まい”って気持ちなんじゃないかな とその話以来、思ってる。
369名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:36:25.99 ID:lsgbUj0g0
>>359
あれを見て当時の竹内均教授が驚いたらしいね。実に的確に理解して表現してると。
370名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:37:46.42 ID:4WQ0HIYc0
>>364「比丘尼の死」を読んで欲しい。土地開発と銘打ってはあちこち掘り返す連中に
371名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:40:25.36 ID:zY9NbYGC0
>>359 
今ならスーパープルームで地球上の98%の生物絶滅とかいう話を書いてたのかな。
でもその場合もう殆んど逃げ場はないよね。
月面基地を急遽作って、そこで人類が生き延びるみたいな話になるのかな。
372名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:42:04.66 ID:DOsMSvHq0
>>365

大阪空襲で焼けたまま放置されていた今のOBP辺りで、食うものがないから
鉄を食う人間が増殖し…という話。ハルキ文庫か何かで復刊されていたと思う。

名作という評価だけど、個人的には面白くなかった。
評価の低い「こちらニッポン…」の方が、好きだなあ。セント何ちゃら事件の
逆に、世界中牽引不明で人がいなくなり、残った人間が…って話。
373名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:45:09.28 ID:emwKJ59a0
小さい頃日本沈没のドラマやってた
怖くてあんまり見てないけど
ボロ屋だったので襖越しに音声を聞いてた
でも震災の時にとっさにこのドラマを
思い出した
374名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:46:56.80 ID:DOsMSvHq0
>>301

資本関係はないけど、連載小説や漫画は金かかるし、作家が東京か大阪に偏って
るから、共同して依頼する仕組みになってる。

ブロック紙連合(北海道、河北、中日、西日本)とか、それ以下から時事、共同系で。
375名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:48:16.09 ID:zY9NbYGC0
>>372 戦後間もなくくらいに、アパッチ族というクズ鉄拾い集団が、その場所に実在してたんだっけ。
それにインスパイアされた作品は開高健も書いてたような。そっちはSFではないみたいだけど。
日本沈没の成功くらいから、チクチクと開高は小松を遠回しに批判するような事を始め
それに対して筒井がSF蔑視と取って激怒。そこから筒井の開高批判がずっと続く。
全ての始まりである最初に根にもった原因は、アパッチでのネタかぶりがあったからだったりして。
376名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:52:19.96 ID:81D9Gues0
福田紀一はまだ存命みたいだな。
377名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 22:56:25.03 ID:EhtQhh5r0
「さよならジュピター」を貶してるやつが多いけど、
映画はともかく、小説の出来はまぁまぁだぞ
そもそも映画版の出来が悪いのは、時間の制約があるのにいろんなものを詰め込もうとしたため
小説で上下巻あるものを、2時間でなんていうのが無理
アメリカの「砂の惑星」も失敗作だろ?(こっちは小説で全四巻だ!)
思い切ってジュピター教団だっけ? あのあたりのエピソードを切ればよかったんだよ
378名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:12:02.57 ID:4WQ0HIYc0
>>375「輝ける闇」を書いたお人がなぁ・・・
379名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:15:36.16 ID:wkuY3MGS0
>>366>>367>>372
ありがと。
なんか興味は湧いたから、見かけたら買ってみる。
380名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:15:47.22 ID:4WQ0HIYc0
>>378
私はたたかわない。
殺さない。
助けない。
耕さない。
運ばない。
煽動しない。
策略を立てない。
誰の味方もしない。
ただ見るだけだ。わ
なわなふるえ、眼を輝かせ、犬のように死ぬ。
見ることはその物になることだ。
381名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:18:05.58 ID:64IrGLUy0
>>377
テーマを考えたら、ジュピター教団は外せないだろ。
せめて、あのショボイ挿入歌が無ければ…
382名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:19:42.09 ID:EhtQhh5r0
「果てしなき流れの果てに」の評判がいいのに、
短編で「結晶星団」を推す奴いないのはなぜだ?

383名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:20:59.47 ID:VEwFzL7cO
>>353
岡本太郎はパーキンソンを患ってたからなぁ
384名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:21:40.82 ID:cB4BPoG9O
「復活の日」は中学生の頃に読んだ。
ご冥福を…
385名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:21:42.94 ID:81D9Gues0
結晶星団は名作。俺も寄生性の脳だけの生物を外部記憶装にしたい。
386名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:22:04.77 ID:pmPJD3ro0
>>377
原作で 軌道を移動しながら移民船を作り上げる 云々とか
木星の中を探査するするあたりはものすごく興奮して何回も
読み返した記憶がある。 原作はすばらしい

387名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:24:14.17 ID:pmPJD3ro0
結晶星団 よく似た感じの設定の 堀晃の作品もあったような
関係ないけど
388名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:24:56.35 ID:D6RW3FeG0
>>381 宇宙と宗教って、くっつきやすいのかな?
カール・セーガン原作の映画「コンタクト」でも、変な教団が出てきて
宇宙人とのコンタクトを阻止しようと妨害してたりしたよね。
ホリエモンも宇宙、宇宙と言い始めた頃から、宗教じみてきてあんな顛末に。
映画「2001年宇宙の旅」も後半なんかは宗教映画と見れなくもないように思えるし。
やっぱ宇宙は危ないな。
389名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:29:07.42 ID:zdWVATw+0
日本アバッチ族って、アバッチ野球軍の原作だよね
390名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:29:58.25 ID:pCAalLlN0
おれたっちゃ裸がユニホ〜ム〜♪

ちがうって
391名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:29:59.83 ID:7D35xN050
さっき、"私"が死んだ。・・・二、三分前の事だ。正確にいえば、五年と八ヶ月二十六日十四時間余り前の事になる。
これで、私自身の負っていた義務も義理も私のサイドからすれば、すべて果たされたわけだ。

・・・一切の責任から解放されたいま、私は今後の連絡をすべてたつ事にする。

この事を予想してか、むこうからは、"死"の前後からしきりに話しかけてきた。内容は連絡を切るな、レポートをつづけろ、
というもののほか、何か情に訴えて説得しようとしているような語りかけや、「計画」の巨大さと意義をふりかざし、命令調で
威圧しようとしている通信があったが、意に介さなかった。


情に動かされないのが、私の特性だった。


私にしてみれば・・・もう私自身の「役」はすんだ。彼らのために、演ずる役はもう終わりだ。彼らがつくり、彼らが「私」に
あたえた役割と筋書きはそれとして、私が「私」でなくなった以上、どこで「役」をおりるかは、私が一方的に決める。
彼らは「裏切りだ」といい「叛逆」というかも知れないが、そんな事はもはや関係ない。私はいま、一切の過去の絆から「自由」に
なったのだ。"私"の「死」によって購われた自由だ。

ユニットをきりはなしてしまえば、私はもう、これまでの一切の絆をたって、完全な「孤独」になる。体験をわかちあうべきものも
いないし、新しい知見をつたえるべき相手もいない。これから先、私の見るもの、出あうもの、体験する事柄の一切は、ただ「私だけ」
のものになる。・・・この孤絶状態は、通常人にはどうかわからないが、私にはたえられる。

彼らにとって、あらゆるコンミュニケーションをたった私は、やはり「死んだも同然」の存在になるだろう。そう−それこそ私の
・・・いや「私」ののぞんだ所だ。これから先のすべての体験、知見は、ただ私のためだけにあって、かれらのためのものではない。

ただ−まだ私の手もとに残る大容量の装置をつかって、これから体験する事の記憶と記録は、残しておこうと思う。私のためには
当然だが、それ以上に、はるか未来の、もう私が何者であるかわからなくなったころに、ひょっとしたら出あうかもしれない
"他者"のためにも・・・
392名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:30:49.91 ID:OUB43XW20
「果てしなき流れの果てに」
「百億の昼と千億の夜」
「幻想の未来」

タイトル見てるだけで泣きそうになる。
393名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:31:52.80 ID:9qMM2ZTj0
>>377

小説版を貶めている人はあまりいないようにみえるけどね……

ジュピターの映画版だっていちおう擁護するなら、
根っこの思想とディティールの半端ない作り込みは
十分に革新的だよ。

ただただ映画として成り立ってないだけw

すくなくとも小松と彼に協力した作家たち(豊田有恒、山田正紀、etc.)は
本気で「2001年」を超えるという野望を抱いていた。
SFが熱かったあの時代の情熱の空回りをかいまみせてくれるという点で、
駄作というより歴史的な怪作だよ。
394名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:32:13.59 ID:7b4porFj0
北大阪医科大学の教授か・・・
395名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:32:28.21 ID:DojPERn+0
>>382
もう3スレ目だよ。
「結晶星団」を推す御仁は何人もいたってばさ。

俺は「五月の晴れた日に」が一等好き。

そう言や、「仁科氏の装置」についての
言及はまだ見てない気がする。


>>387
「半魚人」堀晃の本は俺も何冊かキープしてるよ。

情報サイボーグ系の話の何処かじゃないだろうか。「骨折星雲」とか「蒼ざめた馬がなんちゃらかんちゃら」とか。
396名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:34:49.43 ID:We1ZBWMh0
果てしない流れの果てに

難しくて(まんどいw)読むの止めた。
中学生のとき読んでたほうがよかったか?
20年以上経ったが…
復活の日の映画はおもしろかったよ。今の日本と照らし合わせて見てくれ。
397名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:34:58.42 ID:NwSRMy0w0
>>382
ま、未完の大作(虚無回廊)につながるからね

しかし、小松左京はいろいろな作品群がありすぎて実際どれから読んだらいいか迷うよね
ジャンル訳として大まかには
宇宙SF
時間SF
本格SF
ユーモアSF
怪談SF
抒情SF
エッセイ
ルポルタージュ
とかですかね?


398名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:39:10.79 ID:81D9Gues0
>>395
仁科氏は、最初のスレで出てた。

マイナー作品といえば、美しくより美しくとか、にっぽん料理大全とか、「性と食」の民族学とか、写真の女とか。
399名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:40:21.54 ID:8DURGdLc0
「明日の明日の夢の果て」
という短編がいいんだよな。しみじみとくる
縄文時代の老人が見る長い長い夢
400名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:42:06.18 ID:sqn8+5Wu0
宅間をモデルとした小説が遺構として出てくるのを
予期しているのは漏れだけか
401名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:43:11.09 ID:81D9Gues0
>>397
全部嫁
402名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:43:39.12 ID:h5hMa7GT0
>>389
「おらぁグズラだど」と「プルガサリ」の原作じゃないか?
403名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:45:22.30 ID:FKWnfXGC0
滑稽なイルカと鮫の戦うシーンは切れよ
404名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:45:37.73 ID:pmPJD3ro0
変わり物として  「アニマ」に連載されていた 「はみだし生物学」
という作品もおもしろかった
405名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:46:47.27 ID:81D9Gues0
いとしこいしの原稿は残ってないのかな?
406名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:48:27.57 ID:fX/ufYFq0

関西商人根性が見え隠れして、鼻持ちならないところがあるが、
それだけにサービス精神は旺盛。

「首都消失」のように起こりうることをシミュレートして、
実際に起こったときに評価されたい、という魂胆がみえみえ。
SFはそいうものだけど、あざとい感あり。
映画は一般ウケ収益を考えて何でも詰め込んだサービス過剰の結果。
「さよなら2」を作るために、出し惜しみ。

でも「神への長い道」とか作家性の強い作品はイマジネーションが素晴らしい。
センス オブ ワンダーが溢れている。
407名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:48:55.08 ID:81D9Gues0
歩みさる、は出てないはず
408名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:49:44.92 ID:DojPERn+0
>>397
ごめん俺小松左京翁は「1ジャンル」にしか分けられないや。

一種族一個体、みたいな著作のどこかにあったような
話になってしまうんだけど。

>>398
おれ40年生きてて、小松翁の文章の
4分の1も読んでないんですよ多分。
情けない。

全集が出たら3冊ずつ買う。
風呂本用と自炊用と保存用だ。

>>401
そんな無茶を…入手困難ですぜ。
心情的には同意だけど。
409名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:50:13.81 ID:64IrGLUy0
「小説を書くということは」とか、何だったんだアレはってのはある。
「ホクサイの世界」「新都市建設」なんかには巧くだまされたなあ。

410名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:50:47.20 ID:NwSRMy0w0
>>401
たぶんあなたより読んでますよ

ここでやったのが間違えでしたm(_ _)m

しかし、極冠作戦はでないな
411名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:50:54.90 ID:odwYNdCX0
結晶星団とかゴルディアスの結び目とか読んでるのに
日本沈没は読んでない。宇宙とか時間とかと比べてスケール小さく感じて
412名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:51:56.65 ID:bZ3JW21w0
日本を沈没させた元凶だから、すごい。ご冥福をお祈りします。
413名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:52:00.58 ID:81D9Gues0
>>406
>「首都消失」のように起こりうることを

起きへん、起きへんw
414名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:52:25.60 ID:wjsn0C+B0
ひさーしぶりに「日本沈没」を読んだ。
最後の渡老人と田所教授の会話の場面で、また泣いた・・・

ご冥福を。。。
415名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:52:30.03 ID:5xV8N8kFO
日本沈没を実現しちゃったのは菅直人です
416名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:55:15.27 ID:DojPERn+0
>>410
出てない訳がない。
「あほかいなこいつ」が既出なんだから。

おお大地が揺れてるよ。地には平和を。
417名無しさん@12周年:2011/07/29(金) 23:58:48.79 ID:9qMM2ZTj0
最後に書いとこう。「青い宇宙の冒険」は少年時代にかならず読むべし。

なにしろ地方の新興住宅街の地下からヴゥ〜ンガチャガチャと音がしたので
古文書片手に先生と生徒が探検に出かけたら穴に落っこちて
穴ぐらの中でドイツの物理学者とアフリカの戦士と首なしロボットに出会って
宇宙の宇宙(超宇宙ね)に連れていかれて
僕らの宇宙を救うためにみんなで念じる(念じるだけ)という話なんだから。

いや本気で感動したんだ。夜の空港でみなが再会する場面は忘れられない。
418名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:02:14.93 ID:FPBAo3O80
なんか知らんが空いてた穴にゴミを捨てまくって、ある日上から最初に捨てたゴミが…
の人だっけ?
419名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:02:26.30 ID:/fZ0Whr70
>>416
天には大三元を
420名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:04:00.79 ID:XYrCulU20
オレンジジュースで地球が滅亡する話は印象強すぎw
421名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:06:42.68 ID:kNi3ZVDE0
>>418
それは星新一

井戸を掘ってて、古い時代の骨が出てきて、それが深くなればなるほど
どんどん新しい時代のものになって……というのが小松左京
422:名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:07:36.41 ID:lUQblYdj0
親が持ってた日本沈没やらその他短編をガキの頃読んだのが理系に進んだきっかけの一つだったなあ
「夢からの脱走」にのってたある短編(「穴」だっけか)のラストで、妻と寝る際に穴がトラウマになったんだってオチが昔はわからんかったなあ

423名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:07:47.13 ID:ONRq1cCk0
>>418
それ、前スレで既出。
タイトルは「おーい、ニッポン」
424名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:08:17.91 ID:uUmWTozm0
>>421 それどういうオチなんですか?
425名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:08:24.94 ID:XYrCulU20
>>421
骨、だね。右半身だけになった話のタイトルが思いだせない。
426名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:10:26.09 ID:RtzGpSOwO
星、小松、筒井、この三人に影響を受けた日本の理系が鳩山、菅だ
427名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:12:11.89 ID:XYrCulU20
アダムの末裔は、あずまひでおの作品で似た感じのが。
428名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:12:47.38 ID:/fZ0Whr70
>>423
「おーい、出てこい」じゃない
429名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:16:01.01 ID:lngSeq8l0
ゴキブリホイホイの話ってなかったっけ?
あれの焼き直しが虚無回廊なんだろうな。

430名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:16:29.00 ID:/4VJphA70
昼間、物置で「あやつり心中」の文庫本を発見
懐かしくて読み返したが、あれの中の「星仏」ってのがいい味わいだなぁ
431名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:18:20.76 ID:YWtdF6e20
>>419
にやりんぐ。

>>425
うろ覚えだけど、ハヤカワのSS文庫本のどこかにあったはず。
片割れが事故死する話だよね。

>>417
もったいない。もっとガシガシ書けば
いい供養になろうはずなのに。
432名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:19:17.86 ID:v3Fvt5FHO
>>375
開高と左京は仲いいよ。晩年もよく飯食ってたらしい。
批判っていったら、商業主義に走ったのを諌めたぐらいだろ?開高は左京の初期の作品を愛読してたからな。筒井なんざ2人とも相手にしてなかったんじゃないかな?
433名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:19:18.33 ID:/4VJphA70
>>425
「墓標かえりぬ」だったかな?
434名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:21:17.06 ID:ONRq1cCk0
>>428
スマン、それが正解。
ちょとハメ外し過ぎた(自重
435名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:22:07.46 ID:XYrCulU20
氷の下の暗い顔に入ってる、死に際に宇宙を作っちゃう話は、萌えた。

サテライトオペレーションもいいね。虚無回廊にマイクロマシンネタが引き継がれてるかも。

飲み屋の裏に、物理定数を定義するダイヤルがあるって話もすき。俺なら円周率を有理数にするw
436名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:24:01.01 ID:9mRr7uCk0
ニュースで晩年の映像が出ていた。痩せこけていて別人のようでびっくりした。
オレの知ってる小松左京ってやや下膨れのぽっちゃりしたおっさんって記憶しか
無かったから。
437名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:26:50.73 ID:XYrCulU20
>>433
それだ!

茶室の話で始まって、全員狂ってたってのも、好き
438名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:27:56.25 ID:YWtdF6e20
「岬にて」が、何度読んでも分からん、
でもいい印象の話だった。

後は一連のミソジニー系のお話も好きだった。
「機械の花嫁」とか。
439名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:28:59.03 ID:XYrCulU20
ここまで、黄色い泉の話なし
440名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:31:52.32 ID:XYrCulU20
>>438
岬にては、俺は好きなんだが。

新幹線が裏山から出てくるのは、ご先祖様万歳か。
441名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:39:33.91 ID:YWtdF6e20
>>395
自己レス。小松翁と被るのは
「トリニティ」シリーズだったか。

>>440
それで正解かと。
442暴支膺懲 ◆CeoD2zuluY :2011/07/30(土) 00:57:03.05 ID:OvUx6Tic0
>>21
原作読んでないだろ?
日本人が如何に極東三バカを嫌っているかの件があるのだよ。
映画ではそれが省かれ、しかも首相が支那の申し出に心から感謝する映像が
あっただけという原作とは真逆なシロモノになっている。
443名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 00:59:12.76 ID:XYrCulU20
>>437
自己れす。思いだした。ハッピーバースデートゥだ。
444名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 01:02:45.10 ID:DrhnbADI0
>>441
「暗黒星団」  本を探してきた

こちらは ブラックホールが 立法晶形状にならんでいるやつ
ついでに書く 横田順彌が  あんこくう星団というのを書いていたようなないような・・・

445401:2011/07/30(土) 01:12:17.83 ID:DdtFfA/l0
>410
俺より読んでるって?俺は全著作の8割くらいは読んでるはず。単行本になってない著作中心にもれてる。

いま、本棚数えたら、単行本27冊、文庫が76冊だった(小松左京マガジンはカウント外で)。好きすぎる。

昨日の午後は、覚悟してたはずなのにショックで仕事が手に付かなかった。
446名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 01:28:11.23 ID:aytYW+5O0
>>445
上には上がいるもんですね
参りましたm(_ _)m

自分は単行本は自伝と高橋和巳とその時代だけ(あとはスペースがないんであまり無かったですけど売っぱらいました)文庫は雑学おもしろ百科を入れて71冊位、小松左京マガジンが歯抜けで少々

ちょっとジャンル分けしたら話が膨らむかと思いましたが、命令口調で言われたためカチンときてしまいました。平にご容赦を

447名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 01:29:37.26 ID:nDm4LlDZ0
あんまり本読まないんだけど、
星は寓話系、筒井はドタバタパロディ系っていうイメージだけある
小松は未読だけど
448名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 01:47:36.54 ID:H2Ja/T3+0
>>418
>>421
ちなみに筒井氏だと、数少ないショート・ショート集に、激アレなオチの一編がある。
収録されているのは新潮文庫「笑うな」。

>>447
星氏は寓話であることに心血を注いだからそれで正解。
筒井氏は、世界そのものや、文章とか小説の枠組みさえ破壊する方角に突っ走った、
元祖ドタバタSFの人だから大体合ってる。

小松氏は、真っ向正面から、SFの王道をひた走った人。
449名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 01:56:47.45 ID:ZKTFYBOZI
木静かならんと欲すれど
は皮肉で面白い
450名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 01:59:26.94 ID:Ic+x1CjV0
東大教授竹内均が帰省してNHKのFM聴いてたら映画評論をやっていて大ヒット中の日本沈没の話になった。
「あの東大教授竹内均役の俳優は迫力あったな」
「そうだな。でもあの俳優見たことないな」
451名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 02:14:45.27 ID:ZKTFYBOZI
10代半ばで、神への長い道のりを読んで生きてる意味を知った
ような気になった。自分も壮大な試みの一部なんだと。
故人曰く、始まったことはいつかは終わる、どんな終わり方を
するかが問題だ。
452401:2011/07/30(土) 02:15:58.10 ID:DdtFfA/l0
>>446
差は誤差範囲じゃねぇかw 多分同じくらい読んでるな、こりゃ。

こちらこそスマソ。
453名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 02:24:53.18 ID:wlUY6XKA0
いえいえ、とんでもございません

今現在、ハルキ文庫版意外はブックオフで集めなきゃならない環境ですから(スタジオイオのオンデマンド全集はまだあるのかな)…
これを機に色々再販してくれるとありがたいですね
454名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 02:36:15.01 ID:ZOIRPjhY0
俺の好きな小松左京の小説

終わりなき負債
エスパイ
地には平和を
ヴォミーサ
三本腕の男
夜が明けたら
結晶星団
果てしなき流れの果てに
455名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 02:36:17.17 ID:O+ly3s5r0
キモイすれだなwww
オワコンだろこいつはwwwwwwww
456名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 02:39:55.47 ID:ZOIRPjhY0
ご冥福をお祈りします
457 【関電 56.2 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/07/30(土) 07:16:22.53 ID:wJaTTKH90
>>104
アポロの月到着

そのあとが続かなかったんだよなぁ
アシモフの永遠の終わり流に言えば、宇宙をえらばなかったような
かわりに、ネットが発展

それに、いまから考えると、このときの人類には、イスラムや第三世界は含まれていなかったような
458名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 08:14:40.34 ID:kS1uiqEi0
>>124
それだけ吸っても、80まで生存の方が凄いが
作家は仕事中は孤独、楽しみは煙草か家人に八つ当たり程度しか無くなる
459名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 08:46:53.13 ID:xaqL3bss0
 日本人はな……これから苦労するよ……。(中略) いわばこれは、日本民族が、否応なしに大人にならなければ
ならないチャンスかも知れん……。
 これからはな……帰る家を失った日本民族が、世界の中で、ほかの長年苦労した、海千山千の、あるいは蒙昧で
なにもわからん民族と立ちあって……外の世界に呑み込まれてしまい、日本民族というものは、実質的になくなって
しまうか……それもええと思うよ。
 それとも……未来へかけて、本当に、新しい意味での、明日の世界の、“おとな民族”に大きく育っていけるか……
日本民族の血と、言葉や風俗や習慣は残っており、またどこかに小さな“国”ぐらいつくるじゃろうが……
辛酸に打ちのめされて、過去の栄光にしがみついたり、わが身の不運を嘆いたり、世界の“冷たさ”に対する愚痴や
呪詛ばかり次の世代にのこす、つまらん民族になりさがるか……これからが賭じゃな……。
460名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 09:22:38.06 ID:krIEtr530
日本沈没で語った同朋への愛情
さよならジュピターの国連演説
「苦難が待っていても誇りを持って立ち向かおう、
私は人間を信じている。」
こんな青臭い想いを堂々と語れる作家がどこにいる。
御大の健康な信念を思う度に泣けてくるよ。
今日これから炊き出しに出掛ける宮城住人です。
461名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 09:29:01.23 ID:MHN9f+0EO
>>443
ハッピーバースデートゥはハルキ文庫では未収録だよね?

読みたいんだが、古本でないとダメなんだろうか
462名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 09:33:55.25 ID:MHN9f+0EO
>>407
歩みさる、は出てないはず
>>71で挙げたw
なんかしみじみするんだよなー
463名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 09:46:47.22 ID:XYrCulU20
>>461
角川文庫(ハルキじゃない方)だと、結晶星団に入ってるな。
464名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 10:33:10.42 ID:NFhf33L90
>>460
作家は知らん

だが麻生の内閣総理大臣所信表明演説聞いたときとちょっと似てる

わたしは、悲観しません。
わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するが如くであります。しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。
そしてわたしは、決して逃げません。
465名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 10:35:56.77 ID:gph9F5Jk0
>>461
題名       収録文庫 文庫表題 初版 種別 解説 初出     初出年
HAPPY BIRTHDAY TO ・・・ 早川 結晶星団 750515 S なし SFマガジン 720200
HAPPY BIRTHDAY TO ・・・ 角川 結晶星団 800520 S    SFマガジン 720200

http://www.nacos.com/komatsu/skbunko1.htm
466名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 11:27:05.25 ID:MHN9f+0EO
>>463-465
ありがとうございます
467名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 11:35:48.64 ID:WxNwTPH+0
>>460

しかもその青臭さって中二病とも違うよね。

文学の側は小松の著作を薄っぺらいヒューマニズムと揶揄したりするけど、
そんな単純なものじゃないだろうに……

なぜってあの過酷な(同年代が死んでいった)戦争体験や思想からの裏切りや、
後年は実妹と宅間の関係とか、内に秘めた思いはそうとうなものがあったはず。
薄っぺらいヒューマニズムに溺れる人間なら弱みをみせるところだよ。
それをこの人は最期までおくびにも出さなかった。

あえて心のドロドロを封印したようにみえる。
ひたすら諧謔に走り、理性(=科学とヒューマニズム)への信頼を示そうとした。
あの態度は信念というより執念に近い。
468名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 11:42:22.80 ID:X6bX8KMz0
>>444
あんこくう星団はアキホリラ作
469名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 12:08:53.59 ID:ZK4P7oDr0
ぼくが五〇年代SFを好きなのは、どれも明るくって、すぅっと開けている感じがするからだ。
一九四〇年から五〇年代というのは、第二次世界大戦があって、それが終わったかと思うと朝鮮戦争が始って、世界中が第三次世界大戦の凶兆におびえていた時代なんだけど、それなのになぜか明るい。
ブラッドベリみたいな哀しい感じのものでも、暗くはないんだ。やっぱり開いている。これと同じことを、ぼくは手塚マンガにも感じてたんだ。
一方で、朝日新聞とか、中央公論とか、岩波の『世界』なんかは、シリアスなんだけど暗い感じを受けた。しかし、その暗さは、ぼくに言わせれば一種のスノビズムじゃなかと思う。
タモリの言い方を借りれば、本質的に暗あい人と、本質的に明るい人がいるんだな。で、ぼくはもちろん明るいほうがすきだったわけ。

-暗さがスノビッシュなものというのはわかります。一種の「ええかっこしい」なんでしょうね。
470名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 12:12:44.81 ID:ZK4P7oDr0
 そう、そういう仕掛けなんだな。これから先の人類社会は、大かたの人の予想通り、最盛期のローマや、中国の盛唐期みたいに、どんどん明るく開かれたものになっていくと思うんだ。
日本も、明治後期から大正、昭和初期と暗い時代が続いて以後、いまやっと明るい時代を迎えている。これは歓迎すべきことだ。
ところが、世の中が明るくなって、みんながハチャハチャや冗談をやり始めると-SF作家なんか、その際たるものだろうけど-必ずピューリタン的な暗い連中が出てくるものだ。
そういった暗黒の中からものを言ってる連中に、ヨコジュンなんかを潰させないようにしなけりゃいけない。
僕は戦争中なんかで暗黒の性質を見て知っているけど、たいして怖いものでもなんでもない。対抗するのは簡単なことなんだ。
それに、さっきの植谷雄高さんたちが、戦争中に犯人当てをやっていた話みたいに、知性ってものは、たとえ暗黒の中にあっても開かれている。明るくて強いものなんだ。
「ファウスト」じゃないけど、暗闇の中から黒いムク犬が現れたら、その正体を魔方陣で暴いてみせよう、という強さが知性にはあるんだ。
ぼくが若い世代にもよくわかるようなコンテキストで、文学史やSF史をまとめてみようとしているのは、そういった暗黒への対処の方法を伝えておきたいと思っているからなんだ。・・・・
(後略)

(第七講 自作を語る)『小松左京のSFセミナー』P246〜P247
471名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 12:34:10.68 ID:PA/9qgv40
>>470
今こそ読まれるべき文か。やはりこの人は凄い人だったんだな
472名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 13:17:20.25 ID:MGfapkhx0
牛の首って読んだこと無いけど
ここでの言われようを見ると
おそらくは話の内容が明かされないままに
その話の周辺の人間がひどいめにあったり
不幸になったりで、結局その話の内容が
わからないままに終わるってストーリーっぽいな。
473名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 13:33:05.83 ID:1Yi2E0Ip0
「牛の首」ってここで初めて知ったんでくぐったら、都市伝説?の怪談って感じだね。
いくつかある逸話の中で飢餓で隣村の住人を全員食ったってのはホントにありそうで
ちょとガクブルもんだな。
474名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 13:35:14.51 ID:BIdf03ie0
>>472 それ昔ちょっと読んだような記憶があるが、オチャラケて終わりな感じじゃなかったか。
ちゃんと怖いのは「くだんの母」。とっても怖い。タイトルが駄洒落的というのも逆に怖さが増して巧い。
小編で大局を捉えた素晴らしい作品。 
最も怖い短編で紹介されてたりする、台湾総督か高級官僚かが大戦中に華美な宴のような生活を送っていて、
それでいながら来る破局を予感させるといった(作者誰か忘れたが)短編小説に並ぶ作品だと思う。
475名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 14:07:23.81 ID:F2jlhEYg0
「牛の首」はメタ怪談と言うべきひねた内容ですね、怪談慣れした人向けの作品と言おうか。
小松氏はホラー短編の名手としても知られており「くだんのはは」「保護鳥」の定番以外にも
「まめつま」「生きている穴」「霧が晴れた時」「ハイネックの女」「海の森」
辺りが個人的にはお勧めです。


476名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 14:30:42.96 ID:H7aMNDJg0
こういう発想豊かな人は時代が産んだとも云えるが、近代が奇妙になってゆくことに
どんな感慨を持つのか聞きたかったものだ。ひょっとすると隠された未発表作品があるかも

ご冥福をお祈りします

477名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 14:42:21.54 ID:c3T3Jh9RP
478名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 15:54:25.86 ID:ALOE1O1T0
 1998年に『S-Fマガジン』誌上で行われた”オールタイム・ベストSF”

第1位、小松左京『果てしなき流れの果に』
       第2位、光瀬龍『百億の昼と千億の夜』
       第3位、半村良『妖星伝』

5位 小松左京「復活の日」

9位小松左京「日本沈没」


15位小松左京「日本アパッチ族」


19位小松左京「継ぐのは誰か?」
479名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 15:54:38.61 ID:ALOE1O1T0
1998年に『S-Fマガジン』誌上で行われた”オールタイム・ベストSF”

日本作家部門
総合
順位 作家名 得点
1 小松左京 578
2 筒井康隆 457
3 神林長平 326
4 星新一 238
5 山田正紀 216
6 大原まり子 214
7 光瀬龍 191
8 半村良 128
9 眉村卓 107
10 谷甲州 104
11 梶尾真治 91
12 新井素子 76
13 草上仁 73
14 夢枕獏 69
15 堀晃 61
16 平井和正 60
17 森岡浩之 57
17 田中芳樹 57
19 安部公房 56
19 野田昌宏 56
480名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 15:54:48.61 ID:ALOE1O1T0
1998年に『S-Fマガジン』誌上で行われた”オールタイム・ベストSF”の投票結果

日本短編部門

1 ゴルディアスの結び目 小松左京 101
2 太陽風交点 堀晃 95
3 ボッコちゃん 星新一 92
4 言葉使い師 神林長平 73
5 美亜へ贈る真珠 梶尾真治 72
6 ネプチューン 新井素子 70
6 ハイウェイ惑星 石原藤夫 70
8 神への長い道 小松左京 66
9 おーいでてこい 星新一 62
10 結晶星団        小松左京 57
11 地球はプレイン・ヨーグルト  梶尾真治 54
12 梅田地下オデッセイ 堀晃 49
13 山の上の交響楽 中井紀夫 47
14 時尼に関する覚え書 梶尾真治 42
14 夢の棲む街 山尾悠子 42
16 おもいでエマノン 梶尾真治 41
17 ハイブリッド・チャイルド 大原まり子 36
18 銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ 大原まり子 35
19 一人で歩いていった猫 大原まり子 28
20 お召し        小松左京 27
20 そばかすのフィギュア 菅浩江 27
20 グリーン・レクイエム 新井素子 27
481名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 18:18:47.01 ID:e5xO2trz0
こんだけ想像力豊かだと俺なら欝になりそうだわ
日本沈没は今読んだらシャレにならんから読みたくない
482名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 18:23:52.90 ID:xaqL3bss0
>あんたは自分が子供っぽいといったが……日本人全体がな……これまで、幸せな幼児だったのじゃな。
>二千年もの間、この暖かく、やさしい、四つの島の懐に抱かれて……外へ出ていって、手痛い目にあうと、
>またこの四つの島に逃げこんで……子供が、外で喧嘩に負けて、母親の懐に鼻を突っこむのと同じことじゃ……。
>それで……母親に惚れるように、この島に惚れる、あんたのような人も出る……。
>だがな……おふくろというものは、死ぬこともあるのじゃよ……。
483名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 18:50:05.08 ID:e5xO2trz0
今回の震災でも復興を信じてたみたい
どうやって乗り越えるかと見届けたいって。
亡くなって叶わないことになっちゃったし生きてても辛いだけかもしれないね
484名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 18:53:51.35 ID:a+sPiLSHP
子供の頃、よく読んでた・・・つつしんでご冥福をお祈りします・・・
485名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 19:17:23.37 ID:MHN9f+0EO
>>472
牛の首の話はシャレにならない
怖くてガクブルするから
486名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 20:07:31.06 ID:4JlrjYRG0
「牛の首」と「くだんのはは」はどっちが先に書かれたんだっけ?
487名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 20:41:27.21 ID:gph9F5Jk0
>>486

題名   収録文庫 文庫表題    初版 種別 解説   初出   初出年
くだんのはは 新潮 戦争はなかった 740525  S 田辺聖子 話の特集 680100
牛の首    早川 鏡の中の世界  740115 SS なし   サンスポ 650208

http://www.nacos.com/komatsu/skbunko.htm
488名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 21:26:49.96 ID:tVZT8eqC0
余りに青臭いような正論を述べる登場人物が出てくるのは
シチュエーションが異様だからではないの? 
そういった状況を前面に出して描写する場合、妙に屈折したいわゆる複雑な人格が前面に出てきてしまうと
せっかくの突飛なシチュエーションが生きなくなってしまう。
そういった理由で、わざとオーソドックスな対応や発言をする人物を配したなんて事もあるのではないかと思える。
489名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 21:35:13.27 ID:BC3Lu8P30
>>397
SFはジャンルではなく手法なんだよ!

という評論が数十年前に流行ったw
490名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 21:37:38.91 ID:BC3Lu8P30
> 「首都消失」のように起こりうることをシミュレート
「物体O]にも同じことがいえるか?w
491名無しさん@12周年:2011/07/30(土) 21:55:29.21 ID:8Lsi9WRL0
司馬遼太郎とか小松左京とか戦後出てきた一部の作家って、
すげえパワー持ってるよなあ。
これが一人の人間のやることかってような。
492名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 01:46:02.18 ID:SD8gkvgw0
>>491
ダイエーの中内とかもそうだけど、戦争で九死に一生を得て、本来なら死んでいるところを生き残ったんだから、リスクを屁とも思わず、やりたいことをとことんやろうみたいな開き直りがある
戦前の修身の教育を受けて自分を律することができる人間が、戦後の自由な社会に解き放たれたというのもあると思う
493名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 01:55:15.46 ID:jbp+yc9OO
『タコのふんどし』しか思い付かん。
494名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 01:57:57.15 ID:IIs39AiF0
科学とミステリーを融合させて、最後は宗教臭いオチが多かった。
495名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 02:05:24.58 ID:Hfnb9CjM0
日本沈没は読んだこと無いんだけれど、作中で
日本が沈没するかもしれないとアメリカの学会が
発表した日が3月11日、なんて予言めいた一節があるなんて
びっくりだな

発表日と災害発生日時って違いはあるけど
こんなオカルトめいた一致するなんて
普段占いとか予言とか信じない俺でもゾクッとする
496名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 02:59:05.72 ID:gQcQlJsO0
>>490
プレート・テクトニクス論に従えば日本沈没は実は起こりえない、沈むどころか逆に隆起してしまうそうだな。
日本沈没を書いてる最中どう計算しても日本列島が浮いてしまうので沈めさせるのに苦労したとか。
実際詳しい観察では日本は少しづつにしろ持ち上がってるそうな。
497名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 04:22:55.47 ID:S8dwvKji0
コップ一杯の戦争が好きだったな
初めて目にしたノーマンズランドという言葉の響きがとても怖かった
あそこまで恐怖を感じたショートショートは他にはアシモフの地獄の業火くらいしか思いつかない
498名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 09:39:41.98 ID:DWY05Mzk0
日本沈没の作中で、地元が被害受けた時はぐっときた
499名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:06:12.51 ID:o862vUHE0
ブックオフ行きたくなった。でも探してもないとかなんじゃないの。
500名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:10:57.11 ID:NjR0KJCj0
今更読んでも、面白くないと思うよ・・;
501名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:12:47.32 ID:8O59S4mO0
日本以外全部沈没なら読んだ。
502名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:13:44.59 ID:jV2Z6KjR0
短編はアイデア勝負なところも多いので、時代性が重要視されるようなネタでなければ 
今でも面白いんじゃないの。そうでもない?
503名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:14:55.08 ID:CeCljHIw0
>>499
ブックオフだけ儲けるんじゃ線香代にもならない
せめて本屋覗くとかしろよ、絶版でないにしてもな
それとも一山10円の古本屋の籠の中をあさったほうが早いような希ガス
504名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:14:57.47 ID:ziaLJUZeO
日本沈没で鬱になった人には誰かがパロってた日本以外全部沈没オススメ
本編とは全然違うノリのあまりの馬鹿馬鹿しさにだいぶ気が楽になったw
505名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:18:04.06 ID:jV2Z6KjR0
>>503 ハルキ文庫に少しある程度で、新本で入手はなかなか困難と聞いたので。
506名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:21:22.52 ID:PNOy+Ygm0
首都消失って映画があったけど
酷いデキだったな。
あんな未曾有の大災害に軽トラ一台で挑むかあ?
507名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:37:49.99 ID:BGQ9yCdl0
>>502
年食って読むとまた味わい深いぞ。俺この主人公より年上になっちゃったのかなんて思いながら
508名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:38:15.35 ID:2UMCnezGP
このニュース影像で、
若い頃にSF作家協会の仲間だかで、
原発にアポなし取材に行った時の動画が紹介されていた。
ちゃんと原発中の見学できていた。
小松ファンではないので小松氏がどれかわからなかったが、
筒井康隆と星新一の若かりし姿が見られた。
509名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:46:17.63 ID:byUCJLEP0
俺が古本屋で大量に購入した当時のSFマガジン値上がりするかな。
510名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:50:01.70 ID:CeCljHIw0
>>508
茨城の百姓,ハラコツトムさんが畑で作ってると言うギャグがあったな
511名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:50:19.80 ID:ZdlocJvA0
春樹、追悼で小松左京フェアやれよ
512名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:52:26.46 ID:cDrqZUbd0
しかし星新一、小松左京、筒井康隆のあとに続くSF作家がいないのは悲しいね。
山田正樹とか神獣聖戦ぐらいまで読んでたんだが。

日本のSFってもう終わってるんじゃね?
最近の作家は名前すら出てこない。
513名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:54:47.68 ID:UxHjicuY0
>>512
筒井が大絶賛の谷川流が後を継ぐんじゃね?
514名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 12:57:23.61 ID:KO59OCyK0
復活の日が良かったなあ
さよならジュピターの映画版は黒歴史にしておこうw
515名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 13:18:25.08 ID:SNbLn7cP0
>>512

>日本のSFってもう終わってるんじゃね?

そうでもない。
読者が古いSFムラに忠誠を持たなくなっているというのが根っこにあるんだろうけど、
アイデアだけで差別化できなくなって、文芸としてのクオリティはめっぽう向上している。
516名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:11:52.20 ID:99pa1Ysb0
新しい才能は出てきているよ。
中間小説誌が無くなったちまったから昔みたく一般に浸透しないだけで
それはSFに限ったことではない。
あれよ。ガラパゴス化。
517名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:13:31.67 ID:vsFXm5Xx0
最近の20歳未満の人ってSFの意味を知らないと聞いたが
本当なんだろうか
518名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:18:46.75 ID:hpGc3iUV0
>>512
神林とか伊藤ぐらいは読んで下さいよ、ジジイ
519名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:20:39.51 ID:EN55OcNf0
筒井先生!「ビアンカ・オーバースタディ」の単行本出すまでは死なないで下さいね。
520名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:32:39.99 ID:2fflmP7V0
>>512
星新一はだいぶ落ちるだろう。
小松左京、筒井康隆とは並べられないよ。
521名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:39:31.04 ID:onnRe8+l0
確かに星新一は小松、筒井とは並べられないな
はるかに上だから
522名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:48:09.11 ID:f2JVT7OH0
上だの下だの、今さらどうでもいいことだろが
523名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 14:53:25.98 ID:t9cVVjwp0
グーグルジャパン前会長村上憲郎氏もファン


@noriomurakami 村上憲郎
私が一番好きなのは、「果しなき流れの果に」 。小松左京さん死去 :
合掌。 yomiuri.co.jp/book/news/2011… via @yomiuri_online


@noriomurakami 村上憲郎
ウロ覚えですが。「存在をやめるわけには行きませんか?」「存在してないと知覚する君自身が
存在してないのだから、それは意味が無い。存在する限り存在し続けなければならないとい
うのが我々の宿命なんだよ」 RT @agyrtria オレと同じ「オールドファン」RT 「果しなき流れの果に」

524名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 16:29:28.04 ID:AgaSTqWM0
>>508
アポの有る無しで受付ですったもんだしたあげく
「所長を呼べ!ハラコツトム所長を呼べば話が通ってる」
て騒いだキチガイ旅行のこと?
525名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 16:31:29.52 ID:lNRFJiAn0
日本沈没
日本列島が一気に沈み海面上昇する話
526名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 16:36:21.53 ID:UCbgJckt0
まじかああああああ
中学校の学級文庫に置いてあったの氏の作品を読んだのが、俺がSFに嵌ったきっかけだったな・・・。

>>27
俺が好きなのは「物体O」「影が重なる時」「くだんのはは」

子供のころはわからんかったが、最近は「骨」とか「仁科氏の装置」が・・・
527名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 17:20:12.42 ID:BO7KrrNc0
>>517
SFとはSEX FRIEND
528名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 19:28:16.93 ID:kMmbVnNk0
セーラー服だよ。
普通は。
529名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 21:24:46.13 ID:lOllHE3O0
茨城のお百姓が肥料をやって
こんなおっきな原子になってるよ!
530名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 22:20:56.71 ID:qoRAbENl0
文庫本買い集めておくんだった。
531名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 22:28:09.47 ID:1bEMTLvZ0
この人は、肉と一緒に文筆家としての魅力もなくした人。

晩年があまりに長すぎたた。
太ったままで、あと10年早く死んだ方が、
すべての人のためになっただろう。
532名無しさん@12周年:2011/07/31(日) 22:52:22.02 ID:pagMT9yAP
岡田ブタ夫と一緒で、太った人が痩せると
贅肉と共に魅力も消えるんだな
533名無しさん@12周年:2011/08/01(月) 11:16:09.66 ID:2+dUR6Xs0
痩せた豚はただのブサイクだ
534名無しさん@12周年:2011/08/01(月) 11:18:13.96 ID:p4zspbUd0

 あれ?この人の訃報、前から何回か見たような・・・・・
535名無しさん@12周年:2011/08/01(月) 11:34:21.03 ID:qKrS9Nyd0
書かなくなってからが長いから、

・ファンクラブ会誌の活動のほうが目立つ
・傑作選が何度も繰り返し発売される
・他の若い作家が続編を書いたりリライトしたりする
 (日本沈没第二部はみんな知っているけど、
「復活の日」まで…http://www.amazon.co.jp/dp/4591111377/)

せいで、既に亡くなっていたと誤解する人がいてもおかしくない。

536名無しさん@12周年:2011/08/01(月) 11:39:24.31 ID:1lP4J0Sm0
小松の後継者の話題がよく出るが機本伸司とかどう?
メシアの処方箋や僕たちの週末なんかを読んだが結構いい線行きそうな気がする
537名無しさん@12周年:2011/08/02(火) 01:33:29.18 ID:sC36+jqN0
作家って職人と同じで【自分流】が出来て初めて”家”で”屋”ではなくなる。 そっち側から見れば
後継者って有得ない。 / 別流儀で同Lvまで行けるかどうか・だけど 機本か…いつも最後の山場で‥   な
538名無しさん@12周年:2011/08/02(火) 03:03:10.84 ID:NL4Apun80
>>531
痩せてからは、作家としての活動は
ほぼしてませんよ。
共作という形の日本沈没第二部くらい。
「教養」とかいうのは作品というのとは違うし。
539名無しさん@12周年:2011/08/02(火) 16:18:08.37 ID:FoB35w780
朝日新聞に筒井康隆が追悼文を載せている。
540名無しさん@12周年
"宇宙軍"の例会兼,忘年会兼,コミケ合せ泊 で晴海のホテルうらしま だったな最後に見たの。
最初"ダレか判らなかった" あ・あ・あ あの腹が凹んでるう〜〜 歳取ってからの劇痩せって/どっか悪いんじゃ?
と あの時思ったんだった。 創作て無ッ茶体力使うしな_ これはムリかも"回廊"校了は・とも。