【高知】パチンコ店駐車場で車内に置き去りにされた児童2人を見つけ熱中症の危険から救う パチンコ店運営会社に警察から感謝状

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1西独逸φ ★
高知県南国市のパチンコ店駐車場で車内に置き去りにされた児童2人を見つけ、熱中症の危険から
救い出したとして、南国署は26日、パチンコ店運営会社「玉井」(高知市知寄町)に感謝状を贈った。

同社の別の店舗では昨年5月、母親が車内に放置した乳児が熱中症で死亡。その後、警備担当を
増やして再発防止に努め、南国市のケースを含めて計3回、車内の子どもを助け出した。

今年6月の正午過ぎ、締め切った車内で小学3年の男児2人を警備係の社員、吉村博士さん(35)が発見。
祖父を店内で探し出し、厳重注意した。

外気は23度で雨天だったが、放置から50分たっており、晴れていれば車内が50度にもなりかねない
状態だった。同店の駐車場は約320台。1時間ごとに見回りしており、吉村さんは「中が見えにくい車も
多くて大変。見つけたときは緊張したが、大事に至らずほっとした」と振り返った。

同社は9店舗を経営。死亡事件前は警備専従の社員は5人で、警備係がいない店は別の業務担当の
社員が合間を見つけて見回っていた。事件以降、乳児が死亡した車と同様のスモークガラスやカーテンの
付いた車を重点チェック。

警備係はさらに3人増やした。昨年8月、香南市の店で小学校低学年の男児2人を、今年1月には田野町の店で
生後6か月の女児が車内で泣いているのを発見し、無事に救助。どの親らも「少しなら大丈夫と思った」と
話していたという。

同署で行われた表彰式で、三浦直人署長に感謝状を手渡された同社の宮地真人社長(38)は
「社員が一台ずつ確認を重ねたお陰。一層、再発防止に努めたい」と力を込めた。

ソース
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110727-OYT1T00387.htm