>>128 その認識でおk。
一例を挙げると、関西の天ヶ瀬ダムは普段、発電用に1500万トンの水を溜める能力があって、
そのうち530万トンが喜撰山ダムの下部調整池として揚水発電に、
1000万トンを他の利水に影響されない純粋に通常の水力発電だけに使える。
しかし、夏季制限水位になると、洪水調整のための空きを作るために、
発電用全体の水量が380万トンまで絞られて、揚水発電だけですらフルパワー70%しか使えなくなる。
(通常の水力発電には、他の利水用の水を間借りするだけで、発電専用の水はゼロ)。
この状況をなんとかしようと、揚水発電に530万トンを必ず確保できるよう、
ダムを改造する計画を立てたのに、大阪・滋賀・京都の各知事の脱ダム政策に潰されちゃった。