所得が少なく生活が苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」が、2010年調査(09年時点)は
16.0%で、07年調査(06年時点)より0.3ポイント悪化した。18歳未満に限ると15.7%で、
ともに、厚生労働省が貧困率を算出している1985年以降、最悪の水準になった。同省が12日
公表した国民生活基礎調査でわかった。
相対的貧困率は、すべての国民を所得順に並べて、真ん中の人の所得の半分(貧困線)に満た
ない人の割合を指す。経済協力開発機構(OECD)の08年報告書では、加盟30カ国の平均は
10.6%。
▼asahi.com(朝日新聞社) [2011年7月12日22時18分]
http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY201107120697.html