【医療】「5歳以上のおねしょは病気という認識を持って。自尊心の低下につながる」と医療機関で治療をすすめる・・・関西医科大教授

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1おじいちゃんのコーヒー ◆I.Tae1mC8Y @しいたけφ ★
関西医科大の金子一成主任教授(小児科学講座)は6月21日、東京都内で講演し、
5歳を過ぎても週3回以上おねしょをする「夜尿症」について、「病気という認識が
母親に少なく、医療機関を受診する子どもは少ない」として、医療機関で治療した方が
早く治癒が望めることなどを指摘し、治療の意義を強調した。協和発酵キリンと
フェリング・ファーマが開いたメディアセミナーで語った。

夜尿症は、夜眠っている間に作られる尿の量と、尿をためる膀胱の大きさのバランスが
取れていないために起こる。協和発酵キリンとフェリング・ファーマが母親727人を対象に
インターネット上で行ったアンケート調査の結果では、おねしょをする5歳以上の子どものうち、
医療機関を受診したことがない子どもが75.4%に上った。その理由としては、
「そのうち治ると思うから」が84.5%でトップとなった。

 金子主任教授は、「夜尿症は、眠りが深過ぎてしまうことがベースにあり、
夜間尿量が多い『多尿型』、膀胱の容量が小さい『膀胱型』、両者が混ざり合って起こる
『混合型』がある」と指摘。病型に応じた治療を行うことで、自然に治るのを
待つよりも早く治癒が望めるとしたほか、夜尿症が子どもの発達に及ぼす影響として「自尊心の低下」などを挙げた。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/34758.html