【福島】井戸水や湧き水の放射性物質、計測機器がなくて調査できず 郡山市

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1依頼スレの334@おっおにぎりがほしいんだなφ ★
郡山市で井戸水や湧き水を水道水として利用している市民から
放射性物質に対する不安の声が上がっている。

21日現在、市には水中の放射線濃度を計測する機器がなく、
モニタリング調査ができない状況だ。
市は6月定例議会に測定機購入に向けた予算案を提出したが、
測定開始は早くても8月末になる見通し。

井戸水や湧き水を使用しているのは市内逢瀬町や西田町などの
山間部の市民合わせて約1万1千人。市総人口の約3%に当たる。
このうち、市内逢瀬町河内字滝地区では「滝の弘法清水」などを
15世帯が利用している。
近くの農業古川大さん(58)は、市から「土壌を通した井戸水などから
高い線量が計測される可能性は低い」と説明を受けたが、1歳の孫への
健康を考慮して孫の飲み水はミネラルウオーターを使っている。
古川さんは「せめて1回計ってもらいたい」と訴える。

市によると、市内の4浄水場と4簡易水道は県を介して測定を依頼している。
市は「湧き水なども頼みたいが、測定機関には多くの自治体からの依頼が
集中しており対応は難しい」という。
市保健所によると、「機器を購入次第、調査するが、それまでは有料の
民間の分析施設を紹介するくらいしか対応できない」としている。


ソース:福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/06/post_1422.html