【原発問題】被曝は眼鏡着用が原因? 600ミリ・シーベルト越え被曝の社員2人の作業状況を公表 東京電力

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東京電力は17日、福島第一原子力発電所事故で、緊急時の被曝ひばく上限(250ミリ・シーベルト)の
2倍超となる600ミリ・シーベルト以上を被曝した社員2人の作業状況を公表した。

眼鏡の着用で全面マスクにすき間ができ、放射性物質が入りやすくなっていたことなどが原因としている。
東電は同日、公表した「改訂工程表」に、作業員が着けている放射線量計の自動記録化などの放射線管理対策を
盛り込んだ。

東電によると、2人は震災当日の3月11日から同13日夕に免震重要棟に移るまで、3、4号機の中央制御室に
とどまり、原子炉のデータを確認するなどの作業に従事した。同室には放射性ヨウ素の体内蓄積を防ぐ安定ヨウ素
剤が配備されておらず、服用することができなかった。また、食事の際はマスクを外さなければならないが、
作業に追われ、放射線量の低い免震重要棟に移動して食事を取ることができなかった。

2人のうち678ミリ・シーベルトを被曝した30代の男性社員は、眼鏡を使っていたため、マスクと肌との間に
すき間が生じて、放射性物質を吸い込んだ可能性が高いという。643ミリ・シーベルトを被曝した40代の男性
社員は、中央制御室の非常扉の近くで作業していたが、この扉は、12日午後の1号機の水素爆発でゆがみ、
放射性物質を含む外気を多く取り込んだとみている。


▼YOMIURI ONLINE(読売新聞) [2011年6月17日22時51分]
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110617-OYT1T01069.htm