【東日本大震災】自民党の多くの政治家からは協力要請あったのに民主党の政治家からは何もなかった!震災直後、経済人嘆く

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1春デブリφ ★
★弁護士、衆院議員・稲田朋美 背骨なき党と手握るは愚策なり

 こんな情けない茶番をみるために政治家になったのかと思った。6月2日、内閣不信
任案の否決を確実にした民主党代議士会の模様を、衆院の自民党幹事長室のテレビでみ
ていての素朴な感想だ。

 何よりも理解できなかったのは辞めると言明した人を信任したこと、さらにいえば、
辞めると言明したから信任したことである。本会議の結果をみれば、確かに内閣不信任
案は「大差で否決」されたのだが、その内容は菅直人首相が首相にふさわしいからでは
なく、首相を辞めるといったから否決されたのである。矛盾というほかないし、自浄能
力のない民主党が野党の内閣不信任案を利用して菅降ろしをしたということである。降
りる時期をめぐっても、前首相が同じ党の現首相を、「ペテン師」呼ばわりする混乱ぶ
りである。

「反自民」でのみ結束の民主

 茶番劇を通じて露呈したのは、民主党が、第1に民主党を壊さないこと、第2に自民
党を復権させないことを優先し、災害復興と被災者救済に責任を持つことを、その後に
回した点である。民主党の一貫した主張はただ一つ、「反自民」だったということである。

 一昨年夏、政権交代が実現したのはなぜか。当時の自民党が国家国民のための正しい
政策を実現することではなく、政権与党であり続けることにのみ価値を置く政治をして
いる、と国民が見て、政権を委ねる資格なしとの審判を下したからである。代わって登
場した民主党もまた、政権与党であり続けることにのみ汲々(きゅうきゅう)としている。
(続く)
■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110617/plc11061703250003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110617/plc11061703250003-n1.jpg