お茶放射性物質 微量で「健康に問題なし」 / 奈良県
静岡県で生産されたお茶から暫定規制値を超える放射性物質が検出されましたが、
県は県内のお茶についての検査結果を発表しました。
放射性物質は検出されたものの極めて微量で健康に問題はないとしています。
検査されたのは県茶業振興センターで5月にとれた茶葉から生産された荒茶です。
県保健環境研究センターによって放射性物質の濃度が検査されました。
それによりますと検出されたのは荒茶1キログラムあたりセシウム134が3.4ベクレル、
セシウム137が3.5ベクレルであわせて6.9ベクレルの濃度が検出されました。
これは厚生労働省が定めた荒茶に関しての暫定規制値・1キログラム当たり500ベクレルの
70分の1以下で県では「極めて低い値であり飲用しても健康に影響はなく問題ない」としています。
なお、県では今後も米や野菜、牛乳などについても検査を実施し、結果を公表することにしています。
ただ、県内のお茶から放射性物質が確認された例は海外で核実験が行われた際に
微量が検出された場合を除くと極めて珍しく県では原発事故の影響の可能性があるとみています。
奈良テレビ放送 2011/06/16 19:25
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