太陽光や風力などの自然エネルギー普及を目指す超党派議員や
民間人による緊急集会が15日夜、衆院議員会館で開かれ、
菅直人首相も出席した。
首相はあいさつで、電力会社に自然エネルギーによる電力の買い取りを
義務付けた「固定価格買い取り制度法案」の今国会成立に強い意欲を表明。
「『菅の顔を見たくない』という人も国会にはいる。それならこの法案を
通した方がいい」と述べ、同法案成立までは退陣しない姿勢をにじませた。
首相は、同法案について「何としても通したい。通さないと政治家としての
責任を果たしたことにならない」と強調した。
首相に対する与野党からの退陣圧力は強まる一方だが、ソフトバンクの
孫正義社長は会合で「すごい土俵際の粘りだ。この粘りで法案を絶対に
通してほしい」と首相にエールを送っていた。
(2011/06/15-20:35)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011061500893