【埼玉】 「無理な節電はせず、暑い日にはエアコンを使って」 無理な節電 熱中症に注意を

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1かしわ餅φ ★
夏の電力不足が心配される中、無理な節電などによって熱中症にならないよう、お年寄りに注意を
呼びかける取り組みが、さいたま市で始まりました。

この取り組みは、さいたま市が65歳以上の高齢者だけで暮らしている、市内のおよそ9万世帯を
対象に始めました。

このうち、さいたま市西区では民生委員がお年寄りの住宅を1軒1軒訪ね、熱中症の予防策を説明して
いきました。

この中では、この夏、電力不足が心配されるが、無理な節電はせず、暑い日にはエアコンを使って
室温を管理すること。

また、屋外ではこまめに水分補給することなどを呼びかけていました。

民生委員の訪問を受けた74歳の女性は、「必要なときはしっかりとクーラーを使って、熱中症にならないよう
気をつけたい」と話していました。

民生委員の三宅貫三さんは「お年寄りは控えめで、つい無理をしてしまう傾向があるので、地域のみんなで
協力して見守っていきたい」と話していました。

さいたま市では、記録的な猛暑となった去年、熱中症で病院に運ばれた人が600人あまりにのぼり、
このうちおよそ40%がお年寄りでした。

このため市では、今後、自治会の回覧板などを通じて、熱中症への注意を引き続き呼びかけることに
しています。

無理な節電 熱中症に注意を - NHK首都圏のニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/shutoken/1003506761.html