静岡・藁科の製茶 新たに2カ所で基準値超
静岡市・藁科地区にある「本山茶」の製造工場の茶葉から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、
静岡県は14日、同地区の工場10カ所で抜き出した一番茶の製茶を調べた結果、新たに2カ所で基準値を超えたと発表した。
県は2工場に出荷自粛と商品の自主回収を要請した。「健康への影響を心配するレベルでない」と説明している。
放射性ヨウ素は検出されなかったとしている。
県によると、2工場で検出された放射性セシウムは602〜614ベクレルで、
1キログラム当たり500ベクレルの暫定基準値を上回った。下回った8カ所は161〜499ベクレルだった。
同地区の工場1カ所で9日、一番茶の製茶で1キログラム当たり679ベクレルの放射性セシウムを検出。
県は同地区にある工場計約100カ所を全て調べる方針を示していた。
産経新聞 2011.6.14 14:54
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110614/dst11061414560009-n1.htm