自民党の野田聖子衆院議員(比例東海ブロック)は11日、岐阜市内のホテルで政治コラムニストの
後藤謙次氏を招いた講演会を開き、生後5カ月の男児がいまだ集中治療室にいることを明らかにした。
野田氏は米国で卵子提供を受け、今年1月に出産していた。
野田議員は支持者へのあいさつで、男児が大手術を5度経験し、「(手塚治虫さんの漫画)
ブラックジャックのように息子は手術痕だらけになった。あの世に行きかけた息子を懸命に引き留めた」と述べた。
その上で、「命をかけると政治家は簡単に言うが、かけてみろやと、一生懸命生きている息子を見て思った」と話した。
この日は、後藤氏が「東日本大震災と政治の行方」について講演した。
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201106110029.html