★水道水の安全性に問題なし 厚労省検討会、検査は継続
・福島第1原発事故で水道水から放射性物質が検出された問題で、安全確保策などを
話し合う厚生労働省の検討会は13日、事故の状況に変化がない限り、今後安全性に
問題が生じる恐れは少ないとする報告書を大筋でまとめた。厚労省のホームページで
近く公表する。
ほぼすべての検査地点で4月以降は放射性物質が検出されていないことなどが理由。
一方、梅雨や台風に伴う豪雨で、土壌表面に蓄積された放射性セシウムが河川に
流れ出る危険性などを考慮し、少なくとも数カ月間は引き続き定期的な検査を続ける
必要があるとした。東京都内で同日開かれた第3回会合で決めた。
水道水をめぐっては、3月20日に福島県飯舘村で1キログラム当たり965ベクレルの
ヨウ素が検出されるなど、各地で一時的に摂取基準値(300ベクレル、乳児は100ベクレル)を
上回り、摂取制限がとられた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110613/dst11061310190004-n1.htm