【政治】菅首相「素直に理解してもらえれば理解してもらえる」 誰も理解しなかった 「一定のめど」って…何? 日刊スポーツ

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1西独逸φ ★
菅直人首相は3日の参院予算委員会で、2日昼の党代議士会で行った退陣表明を、夜の会見で続投宣言に
すり替えた責任について、開き直り答弁を連発した。

代議士会で「一定のめどがつく段階まで、私に責任を果たさせてほしい」と発言したことを持ち出し、
「(私が)責任を果たすために、(民主党議員に)不信任案を否決いただいたと思う」と、不信任否決は
退陣が前提ではないと主張。

「信任されれば、信任に基づき、めどがつくまで全力でやっていく」と、100%信任されたかのような自分勝手な
解釈を披露した。

ただ、代議士会の発言の感想を問われた松本龍防災担当相は「退陣表明と受け止めた」と明言。東祥三内閣府
副大臣も「全力で戦い抜いた後は、総理の任が終わる。それで、多くの人の気持ちが(賛成から反対に)変わった」と
指摘した。

菅首相は、退陣時期の目安とした「一定のめど」の意味も「常識的には、ある程度1つの幅があるので、私もめどという
言葉を使った」と意味不明な答弁。

この日も「一定のめど」を連発した。「分かりづらい言葉ではない。素直に理解してもらえれば理解してもらえる」と
強調したが、誰も理解しなかった。

「与党だけでなく国民の信頼も失った」と指摘された菅首相。普通ならやじは飛ばない与党席から「質問に答えてない」と
批判が飛んだ。

自民党の山本一太参院議員は、「菅政権では与野党協力はできない。今後は、参議院であなたを倒すしかない」と述べ、
6月中に首相問責決議案を突きつける考えを示した。可決されても拘束力はないが、すっかり党内の人心が離れてしまった
菅首相。

多数の賛成が出れば、退陣への流れが加速する可能性もある。

ソース
nikkansports.com http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20110604-785493.html