【原発問題】 運転員の被曝線量上限超え問題 厚労省が立ち入り調査へ 被曝防ぐ対策や勤務管理の実態調査に

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1 ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、2人の運転員が緊急時の被ばく限度を超えていた問題で、
厚生労働省はこれまでの安全管理に問題があったとみて、早ければ来週にも発電所に立ち入り調査
を行って、作業員の被ばくを防ぐ対策や勤務管理の実態を詳しく調べる方針です。

この問題は、福島第一原発の3号機と4号機の中央制御室で働いていた2人の運転員の全身の
被ばく量が緊急時の限度となる250ミリシーベルトを超えていたことが、3日、明らかになった
ものです。厚生労働省の調査に対して、2人は「3月12日の水素爆発の時にマスクをして
いなかった」と話していました。さらに、東京電力が同じ中央制御室で働いていたおよそ150人
の作業員について被ばく量を検査した結果、2人のほかに少なくとも3人の作業員の体内から
高い値の放射性物質が検出され、このまま作業を続けると全身の被ばく量が250ミリシーベルト
を超える可能性があることが新たに分かりました。このため、厚生労働省は東京電力に対して
早急に3人の精密検査を行うよう指導するとともに、これまでの安全管理に問題があったとみて、
早ければ来週にも発電所に立ち入り調査を行って作業員の被ばくを防ぐ対策や勤務管理の実態を
詳しく調べる方針です。

▽NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110604/t10013312931000.html