★鳩山グループ、菅首相の辞任求める両院議員総会開催の方針確認
菅首相の早期退陣か年明けまでの続投かをめぐって、鳩山前首相は「約束を守らなけれ
ばペテン師だ」と、菅首相の態度を批判した。
菅首相を交代させようとする勢力にとっては、戦略は2段階で、まずは両院議員総会の
開催。
そして、本番は国会審議ストップの責任を追及するということになるとみられる。
そのためには、問責決議案の可決などがあるが、「とにかくあの手この手で、ずる賢く
やっていく」というふうに幹部は話している。
3日の鳩山グループの会合では、党の両院議員総会を開いて菅首相に辞任を求める方針
を確認した。
開催に必要な署名は集まりつつあるが、党の規約には両院議員総会で党の代表を交代さ
せる規定はない。
仮に解任動議を採決したとしても、強制力はなく切り札にはなりえない。
それよりも、参議院で野党が提出した問責決議案が可決され、すべての審議がストップ
した場合や、公債特例法案などの重要法案が成立できなくなった場合に、民主党の参議
院側から事態打開のため、菅首相に辞任を迫る戦略が語られている。
しかしこの場合は、国民生活を人質にとったチキンレースとの批判も招きかねず、その
時点での世論にも非常に左右されるとみられる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00200753.html