【鹿児島】「ただちに流出することはない」 桜島、火口底に真っ赤な溶岩確認

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1道民φ ★

桜島、火口底に真っ赤な溶岩確認

  鹿児島地方気象台は、鹿児島市・桜島の上空調査で、昭和火口の底に赤熱した溶岩を確認したと発表した。

  昭和火口で溶岩が確認されたのは初めてだが、同気象台は
  「溶岩は少量で、ただちに火口外に流出することはないと考えられる」としている。

  調査は、同気象台が5月31日午前、海上自衛隊鹿屋航空分遣隊のヘリコプターを使って実施。
  昭和火口底に新たに上昇したとみられる溶岩を確認した。
  溶岩の直径は50〜60メートルで、中央部は500度以上の高温になっていた。

  桜島の爆発的噴火は、548回を記録した2009年から2年連続で過去最多を更新している。
  今年は2日午後7時までに424回を記録。2月には、1年4か月ぶりに南岳山頂火口の爆発的噴火も観測した。

(2011年6月3日15時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110603-OYT1T00297.htm

鹿児島・桜島の昭和火口底で初めて確認された溶岩(中央の黒色部分)=鹿児島地方気象台提供、海上自衛隊協力
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110603-297141-1-L.jpg