【東京】仙台で仕事なく上京した被災者に売春させる 南小岩のバー「3年A組」を摘発

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東日本大震災で被災し、生活に困って出稼ぎに来た女性に売春させるなどしていたとして、
警視庁保安課と小岩署が売春防止法違反(場所提供)などの疑いで、東京都江戸川区のバーを摘発し、
経営者や従業員ら4人を逮捕していたことが2日、捜査関係者の話で分かった。

捜査関係者によると、摘発されたのは江戸川区南小岩のバー「3年A組」で、
近くに住む経営者、佐藤博堂容疑者(31)と従業員3人が逮捕された。

逮捕容疑は5月31日、店内で、東日本大震災の被災者女性(39)に
男性(20)の売春の相手をさせたなどとしている。店には個室が設けられ、40歳前後の女性15人に売春客をとらせていた。

捜査関係者によると、被災者女性は、仙台市青葉区の実家で地震に遭い、家具の補修費などで
貯金が底をついたことから、都内に出稼ぎに来ていたという。調べに対し、
「仙台で仕事を探したが見つからなかった。携帯電話のサイトでこの仕事を知った。
50万円稼いだら帰ろうと思った」と話したという。

店はJR小岩駅前の繁華街にあり、バーとしての売り上げが伸びず売春宿に
変わったとみられる。駅前で従業員らが客引きなどを行っており、警視庁が調べたところ発覚した。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/510332/