【政治】菅直人首相のサミット報告、エネルギー政策実現に疑問の声が与野党から上がる 1日の参院本会議

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1春デブリφ ★
★菅首相:サミット報告…エネルギー政策実現に疑問の声

 菅直人首相は1日午前の参院本会議で、先月下旬の仏ドービルでの主要8カ国首脳会
議(G8サミット)などの海外出張に関して報告した。首相はサミットで表明した▽自
然エネルギーの発電比率を2020年代の早期に20%を超える水準に引き上げる▽太
陽光パネルを国内約1000万戸の屋根に設置する−−といった今後のエネルギー政策
を説明。これに対し、与野党から実現可能性について疑問が上がった。

 首相は本会議で、日本復興に向けて各国から支持を受けたことを挙げ、「今回の成果
も踏まえ、与野党の協力を得つつ、復興再生に向け全力を挙げていく」と決意を示し
た。首相のエネルギー政策に対しては、自民党の石井準一氏から「目標に技術的、予算
的な裏づけがあるのか」との疑問が上がり、民主党の一川保夫氏からも「太陽光はコス
ト問題をはじめ、多くの課題が指摘されている。エネルギー政策の見直しは具体的にど
のように行うかが問題だ」と指摘された。【大貫智子】

毎日新聞 2011年6月1日 11時41分(最終更新 6月1日 11時43分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110601k0000e010033000c.html