★男性の介護休暇取得意向、育児休暇の2倍に【連合】
連合は、6月の「男女平等月間」に合わせ調査を実施した。
働き続けるためには、どのような支援・環境が必要だと思うか尋ねると、
「必要とされている、期待されているなど、仕事にやりがいが感じられる」64.4%が最も高く、
次いで「休暇を取りやすい」36.7%、「自分の能力や技術を高められる」34.6%が続いた。
仕事をやめるきっかけについて、「これまで仕事をやめたことはない」と回答した
319名を除いた681名の回答を集計すると、全体では「職場の人間関係」が27.3%と最多に。
女性では「結婚」32.3%が最も高い。
育児休業の利用について尋ねると、女性は「育児休業を利用したことがある」7.8%、
「今後、子どもが生まれたとき、あなた自身が育児休業を利用したい」19.2%と、
自身の利用経験、利用意向ともに男性より高い結果となった。
男性は「今後、子どもが生まれたとき、配偶者に育児休業を利用してほしい」14.9%が
「今後、子どもが生まれたとき、あなた自身が育児休業を利用したい」9.8%よりも上回った。
介護休業の利用について尋ねると、「今後、家族が要介護状態になったら、
あなた自身が介護休業を利用したい」と回答した女性が26.2%、男性が18.0%となった。
男性については、「今後、家族が要介護状態になったら、
あなた自身が介護休業を利用したい」が18.0%で、
前問の「今後、子どもが生まれたとき、あなた自身が育児休業を利用したい」9.8%に比べると、
介護休業の利用意欲は約2倍という結果となった。
本調査は、学校卒業後に働いた経験がある18歳〜59歳の男女を対象に、
2011年4月28日〜5月9日に行なった。有効回答数は1000名である。
CAREERzine
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