【気象】今後も暴風に要警戒　仮設住宅では雨漏り

　31日朝にかけてさらに風が強まる恐れがある岩手県大船渡市の現在の様子です。

　30日午後5時現在、雨はほとんど降っていません。雲間から少し青空が見えるくらいになりました。
しかし、風はさらに強くなっていて、時折、足元がふらつくほどの突風が吹きつけています。
大船渡市では、午後になって大雨洪水警報が発令されました。大船渡市では、
コミュニティーFMを使って注意を呼びかけていますが、被害の報告はないということです。
雨に加えてのこの強い風で、大船渡中学校に建てられた仮設住宅では、
一部で窓のすき間から壁を伝って雨漏りがする被害が出ました。また、午後3時過ぎの満潮時には、
海岸に近い地域で波が道路にまで溢れ出して、排水溝からも海水が染み出す状況も見られました。
大船渡市では雨のピークは過ぎつつありますが、地盤が緩んでいるところも多く、
土砂災害への警戒や31日朝まで強い風への注意も必要です。

(05/30 17:06)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210530025.html