【兵庫】世界遺産・国宝姫路城の瓦崩れる 台風2号の影響か

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29日午前5時半ごろ、世界遺産・国宝姫路城で、「菱の門」の下に瓦(縦33センチ、横15センチ)が
落ちているのを巡回中の姫路市職員が見つけた。市城周辺整備室によると、屋根の瓦が幅約50センチ、
高さ約60センチ、奥行き約60センチにわたって崩れ、瓦2枚が約8メートル下の地面に落ちたらしい。
台風2号に伴う雨の影響とみられる。

菱の門は、登閣口から最初にある門で、国の重要文化財指定を受けている。1951(昭和26)年に解体
修理があった。

崩れたのは「降棟」と呼ばれる部分。瓦の先端には鬼瓦があり、落下を防ぐため銅線で屋根と結んでいた。
瓦と瓦のつなぎ目の土が雨を吸って重くなり、銅線が切れたのではないかという。

また強風のため、姫路城修理見学施設「天空の白鷺」が、通常より1時間半早く午後4時に閉館した。


▼神戸新聞 [2011/05/29 18:33]
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004117530.shtml