★全小中学校27校の表土除去へ 伊達市 2011年05月24日 10時37分配信
伊達市は市内の全小中学校27校の校庭表土を除去する方針を決めた。
23日、伊達地区PTA連絡協議会の要望に対し、仁志田昇司市長が明らかにした。
市は既に市内の2小学校と1幼稚園の表土を除去。
全幼稚園、保育所の園庭の表土を除去することを決めていた。
子どもの放射線による被害を抑えるため、小中学校も表土除去を実施する。
今後、除去の優先順や除去した土の仮置き場などを検討し、できるだけ早期に作業に入る。
協議会の要望では、
(1)校庭やテニスコートなどの表土除去と砂場の砂入れ替え
(2)学校にエアコン導入
(3)プールの水の放射性物質測定と洗浄
(4)校舎外壁や側溝の洗浄
(5)運動公園の表土除去や通学路の安全対策
(6)放射線量測定器と積算線量計の各学校への配置?を求めた。
仁志田市長は、プールの水の放射性物質測定を急いでいることを明らかにし、
今後、水を入れ替えて使用できるようにしたい意向を示した。
線量計は注文しているが生産が追い付かず到着が6月になると説明した。
KFB福島放送
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201105240