米原子力規制委員会(NRC)は20日、改良型加圧水型炉(APWR)AP1000の原子炉建屋や事故時の
格納容器の最大圧力について技術的問題が見つかったとして、開発元である東芝傘下の米ウェスチングハウスに
設計の妥当性の説明を求めたと発表した。
NRCは今夏にもAP1000を型式認定する見通しだったが、大幅に遅れる見通しとなった。
AP1000は、福島第一原子力発電所で起きたような電源喪失時でも、原子炉建屋の上部のタンクにためた水で
炉心冷却ができる安全設計などが特徴。中国で建設が始まっており、米ジョージア州でも建設が決まっている。
▼asahi.com(朝日新聞社) [2011年5月22日1時13分]
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