【原発問題】東京電力清水社長辞任に「責任逃れだ」「道筋をつけてから辞めて」 避難者から不信や批判の声

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1ゴッドファッカーφ ★
「責任をとるという意味がわかっているのだろうか」−。

20日、福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故をめぐり東京電力が発表した清水正孝社長の
引責辞任などの首脳人事に、福島県からの避難者から不信の声があがった。

避難所になっている山形市の市総合スポーツセンターはピーク時には福島県からの避難者を
中心に約1100人が身を寄せていた。2次避難で数は減ったが現在も100人余りが生活
している。その中の一人、福島県南相馬市から避難してきた桑折(こおり)知浩さん(36)は
「社長を辞めるとしても原発処理も含め、ある程度の道筋をつけてからにするべきではないか」
と語った。

桑折さんが勤務していた製紙会社は原発から30キロ圏内にあり、水素爆発以降、操業を停止。
桑折さんは母親(62)とともに山形市に避難してきた。

「自宅は壊れていないが、放射能がおさまらなければ帰れない。工場が操業を再開しなければ、
働くこともできなくなるし…」と不安を募らせた。

>>2-10につづく)


▼MSN産経ニュース [2011.5.20 21:29]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110520/dst11052021290025-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110520/dst11052021290025-n2.htm
2ゴッドファッカーφ ★:2011/05/20(金) 21:54:28.56 ID:???0
>>1のつづき)

「何も収束していないままで社長を辞任するなんて、後任の社長も困るのではないか。原発で
作業している人も気の毒だ」

孫も含め総勢11人で南相馬市から避難してきた女性(75)はこう言って、言葉を詰まらせた。

また、南相馬市から同スポーツセンターに避難し、現在は天童市で生活している女性(42)は
「まだ何にも決まっていないのに辞めればいいと思っているのだろうか…。責任逃れのように
見える」と語気を荒らげた。「マイホームのローンも残っているのに、土地も家も資産価値は
ゼロになった。そのうえ帰ることもできず、仕事もなくなった。何もかも奪われたのに…」と
憤りが収まらない様子だった。

(おわり)