福島第一原子力発電所事故に伴う避難指示区域近くの民家に侵入し、現金などを盗んだとして、
埼玉県警川越署は20日、川越市的場、東京国際大3年小林昌平被告(20)(窃盗罪で起訴)と、
同市の無職の少年(19)を窃盗容疑で再逮捕した。
発表によると、2人は4月17日午後から22日午前の間に、福島県広野町上北迫の無職男性(63)宅に侵入し、
現金127万円と書類入りの金庫を盗んだ疑い。男性宅は原発から約21キロ地点。
当時、現場は屋内退避(22日以降は緊急時避難準備)区域に指定され、男性ら家族7人は無施錠のまま、
郡山市内の知人宅に避難していた。男性宅周辺では窃盗の被害が数件確認されたといい、同署で関連を調べる。
(2011年5月20日19時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110520-OYT1T00920.htm?from=top