原子炉内に海水、推定5トン=浜岡原発5号機トラブル
浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)の主復水器の海水流入トラブルで、
約400トンと推定される流入量のうち5トン程度が原子炉圧力容器内に入ったとみられることが19日、分かった。
圧力容器内の水の純度を評価した結果、5トン程度と推定されるという。
主復水器はタービンを回し終えた蒸気を水に戻す冷却器。
内部には外径約3センチの管が約6万4000本通っている。
これに海水を通し、蒸気を冷やして水に戻す仕組み。
通常は主復水器内の水と海水が直接触れ合うことはなく、中部電は18日から主復水器内部を調べている。
時事通信社 (2011/05/19-13:49)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011051900437