【原発問題】福島原発事故、住民への放射線の影響、長期追跡調査へ…「将来の疫学に寄与」大塚厚労副大臣・WHO年次総会で [5/18]

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 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)年次総会に出席している
大塚耕平厚生労働副大臣は17日、ジュネーブ市内で記者会見し、
福島第1原発の放射能漏れ事故による住民の健康への影響に関し、
「長期間の追跡調査が必要だ」と述べた。具体的な方法は政府で
準備を進めていると語った。

 副大臣は、特定日や場所の放射線量データは蓄積されつつあるとした上で、
原発周辺地域などの住民の正確な所在時間と場所が把握できれば、
「(データとして)将来的な疫学に寄与する」との認識を示した。
調査人数や避難住民の所在追跡といった課題は今後詰める方向だ。

(2011/05/18-05:53)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051800044