【教育】「学校の荒れ」京都府内深刻 暴力発生件数 全国上位

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1依頼スレの269@おっおにぎりがほしいんだなφ ★
京都府内の小中高校で、児童生徒千人当たりの暴力行為の発生件数が過去4年間、
全国ワースト3〜4位となるなど「学校の荒れ」が深刻化している。特に中学校で大幅に
増えており、発生件数の7割以上を占める。府教委は、家庭環境の複雑化や困窮家庭の
増加などが背景にあるとみて原因分析に乗り出すとともに、暴力行為が多発する中学校に
教員を一時配置する新制度を導入した。

■府教委、教員増で対応 困窮など背景か
文部科学省の調査によると、府内の国公私立の小中高校での暴力行為の発生件数は、
現行方式で統計を取り始めた06年度から年々増加し、08年度には2613件に上り、
09年度も2568件と高止まりの状態。府教委によると、このうち公立中の発生件数は
08年度は前年度比359件増の1803件で、09年度も1799件と多い。10年度も
前年度同様か上回る見込みという。

全国的にも暴力行為は06年度から4年連続で増加、09年度は6万件を超え過去最多
となったが、府は発生率の高さが目立つ。千人当たりの発生件数は、06年度は8・0件で
全国ワースト3位、07年度以降は同4位。09年度は香川、神奈川、奈良に次いで件数が
多く、全国平均4・3件を大きく上回る。行為の内訳は生徒間暴力が半数以上で、器物損壊、
対教師暴力が続く。

京都市内の中学校に勤務する50歳代の男性教諭は昨年度、3年生10人程度の
グループの荒れに直面した。授業中も廊下を徘徊(はいかい)して携帯電話から音楽を
大音量で流したり、制止する教師につかみかかってくることも。市内の別の中学校では
一部の1年生が授業中に校外へ出たり、教師ともみ合いになるなどしたため、複数の教師が
授業中、廊下に立って見回りをしたという。

>>2へつづく


ソース:京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20110517000022