民主党の玄葉光一郎政調会長は15日のテレビ朝日番組で、東京電力福島第1原発事故に
関する損害賠償に関し「次の指針が出ないと国は立て替え払いもできない。調整を早める
ことが大事だ」と述べ、文部科学省の審査会による第2次指針策定を予定の7月より前倒し
すべきだとの考えを示した。
東電が打ち出した役員報酬削減など経営合理化策については「不十分だ」と強調。自民党の
石破茂政調会長も「役員年俸が3千万円というのは『ばかを言うな』という話だ。全部吐き
出させるべきだ」と述べた。
玄葉氏は、東京電力の取引銀行に債権放棄を求める枝野幸男官房長官の発言について
「ちょっと言いすぎた感じだ。(東電が)融資を受けられなくなる」と指摘した。
▼MSN産経ニュース [2011.5.15 13:19]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110515/plc11051513230009-n1.htm