【原発問題】 東電、ついに福島原発1号機「メルトダウン」を認める [05/12 22:55]★7

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15名無しさん@十一周年
■この「解説」を100回読んでかれレスしろ■

英語の(core) meltdownは、英語版Wikipediaの記事によれば、国際原子力機関(IAEA)や米・原子力
規制委員会(NRC)などの公式用語ではない。

国際規格としてはISO921の「炉心溶融(英語 core melt)」(=JIS Z 4001:1999「原子力用語」に採用)
「炉心の冷却が十分に行われない状態が続くことによって、溶融に至ること」)と同義と考えられそうである。

しかし、おそらくmeltdownという語の 'down' という部分の印象や、炉心は核燃料のことであるのに原子炉の
中核を成す構造物であるかのように聞こえる印象が影響している。そのため、メルトダウンは圧力容器の
底を溶かして格納容器に落ちることと勝手に定義されたり、チャイナ・シンドロームのように格納容器さえ
溶かしてその台以下まで至ることと解釈されたりしている。

このように、ひとつの言葉が人や機関によって、重大度の違う事故を指している。したがって、メルト
ダウン(meltdown)という語を使って質問したり説明したりすることは、日本語でも英語でも、「メルトダウンが
起こっていない」「いや起こっている」といった不毛な議論の元となるので注意を要する。