茨城県は10日、県内3カ所で採取した牧草のうち石岡市内の牧草から
暫定許容値(1キロ当たり300ベクレル)を超える340ベクレルの
放射性セシウムが検出されたと発表した。県は、東京電力福島第1原発事故以前に
収穫した牧草のみ牛に与えるよう農家を指導しており「対応を継続する」としている。
常陸大宮市と境町の牧草からは許容値を超える放射性セシウムは検出されなかった。
また、千葉県は同日、国の指針に基づく検査の結果、検出された放射性物質が
暫定許容値を下回ったとして南房総市など4市1町で牛の放牧と牧草の餌やり自粛を
解除すると発表した。
(2011/05/10-18:56)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051000869