【北朝鮮】東日本大震災で10万ドルの見舞金、支援したのに…北朝鮮外務省担当官、日本の敵視政策・対北朝鮮制裁措置の1年間延長を批判

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 【ソウル時事】北朝鮮外務省日本課の魯正秀研究員は7日までに、平壌を訪問した
浅野健一同志社大教授とのインタビューに応じた。

 浅野教授によると、魯氏は、北朝鮮が東日本大震災を受けて10万ドル(約800万円)の
見舞金を送った後、日本政府が対北朝鮮制裁措置の1年間延長を決定した点を挙げ、
「(北)朝鮮に対する敵視政策が骨の髄まで染み込んでいる」と批判、「敵視政策」の
即時撤回を求めた。

 魯氏はまた、核問題の6カ国協議や南北会談について、「前提条件なしに対座して、
討議する意思がある」と強調。一方で、米韓が北朝鮮に対し、会談開催の前に非核化への
誠実な姿勢を示すよう求めていることには、「同時行動原則に反し、通じない」と述べ、
応じない考えを示した。

(2011/05/07-14:24)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011050700185