★ハーグ条約加盟で調整=来月決定、サミットで表明目指す−政府
政府は27日、国際結婚が破綻した場合の親権争いの解決ルールを定めたハーグ条約に
加盟する方針を固め、与党との調整に入った。5月にも加盟方針を閣議決定し、
同月26日からのフランスでの主要国首脳会議(サミット)で菅直人首相が表明することを目指している。
ただ、与党内に慎重論があり、調整は難航も予想される。
同条約は、国際結婚が破綻して片方の親が国外に子を連れ去った場合、
子を元の居住国に戻して親権争いを決着させる手続きを定めている。
主要8カ国で未加盟なのは日本とロシアだけで、米国を中心に早期加盟を求める声が強まっていた。
加盟の是非を検討していた関係省庁の副大臣級会議(座長・福山哲郎官房副長官)が今月、
慎重論の強かった法務省も含め、加盟の方針で一致。
加盟の際に必要となる国内法の骨子もまとめ、与党に提示した。
家庭内暴力から逃れて帰国した親子が再び暴力にさらされかねない、との懸念に配慮し、
骨子には子を元の国に戻すことを拒否できる事例も明記した。
政府は近く副大臣級会議を閣僚級会議に格上げし、加盟方針を確認した上で閣議決定する方針。
しかし、国内では反対論も強く、与党からも「拙速に結論を出すべきではない」(民主党中堅)との意見がある。
(2011/04/28-00:24)
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011042800004 ▽過去スレ
【社会】 米国人男性が逮捕された実子連れ去り事件 「ハーグ条約」非加盟が外交問題の新たな火種に 釈放は米国世論に配慮か
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1255671641/ 【政治】 子どもの利益は何かという観点から議論 国際結婚が破綻した場合の親権争いの解決ルールを定めたハーグ条約で副大臣会議
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