【原発問題】 福島第1原発、廃炉の作業が完了するのは30年以内との見方 仏アレバCEO「工程表、実現は可能」 [4/23 7:00]

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1うしうしタイフーンφ ★

★福島第1原発「工程表、実現は可能」 仏アレバCEOに聞く 「廃炉作業30年以内に」 2011/4/23 7:00

 東京電力福島第1原子力発電所の事故対応にあたる仏原子力大手アレバ社の
アンヌ・ロベルジョン最高経営責任者(CEO)がこのほど来日し、日本経済新聞の取材に応じた。
東電がまとめた原子炉を安定停止させるための「工程表」について実現可能と評価、廃炉の作業が
完了するのは30年以内との見方を示した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故にも対処した
専門企業のトップは福島第1原発の状況をどうみているのか。一問一答は次の通り。

 ――4月19日にアレバが発表した福島第1原発の汚染水処理策のポイントは。
 「我々は最も早く、最適な条件で汚染水の処理に取り組む。処理コストは仏北部ラ・アーグにある当社工場で
ゆっくり処理するのに比べ高くなるのは間違いない。だが、東電の経営を危うくするほどになるとは思えない」

 ――東電の工程表をどう評価するか。
 「工程表の発表は大きな前進だ。日本のメディアは野心的な目標と報じているが、実現は可能だと思う。
工程表はできるだけ早く処理を進めなければならないというニーズを反映したものだ。
福島第1原発で早急に取り組むべきことは使用済み核燃料プールから核燃料を取り去ることだ。
それからプールの汚染水も取り除かなければならない」(続く)

日経新聞 http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A90889DE0E5E0E2E5E1E1E2E0E0E2E6E0E2E3E39BE2E2E2E2E2;p=9694E2E4E2E6E0E2E3E3E2E4E7E0

続きは>>2-4
2うしうしタイフーンφ ★:2011/04/23(土) 14:38:55.84 ID:???0
>>1の続き

 ――アレバの原子炉なら今回のような事態は避けられたか。
 「当社設計の原子炉は非常用ディーゼル発電機を4機備えているほか、非常用電源も2系統ある。
それぞれ違う建屋に納めている。耐震設計で耐水性も備えている。水素爆発を技術的に避ける解決策も考えてある。
(水素を水に戻す)再結合器を提供することも可能だ。福島第1原発は対応が遅すぎた」

 ――最悪のシナリオは避けられたと思うか。
 「悪魔のシナリオにはすでに少し入りかけている。ただ、チェルノブイリ原発事故とは全然違う。
チェルノブイリでは制御棒が下がらず機能しないまま核分裂が連続して起きたが、福島第1原発では地震が発生したとき原子炉は止まった」

 ――廃炉まで何年かかるか。
 「放射線が全く出ない状態に戻すのに10年以上かかる。効率的に取り組めば、廃炉の作業は30年以内に完了するだろう」

以上