【政治】自民・長島衆院議員「菅首相にふるさとを守る、という思いがない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1おばさんと呼ばれた日φ ★
東日本大震災をめぐり、政府の対応が批判されている。家や財産を失い、避難所で暮らす住民らを
安心させるには、どうすべきなのか。2004年10月に発生した新潟県中越地震で、大きな被害を
受けた新潟県山古志村(05年、長岡市に編入合併)の村長として、全住民を避難させた自民党の
長島忠美衆院議員(60)に聞いた。

中越地震では、土砂崩れなどで村に通じる全ての道路が寸断。長島氏は避難指示を出し、
約2200人の住民は応じた。長島氏は「規模は違うが、どういう状況なのかを丁寧に説明し、
避難生活がどれくらいになるか目標を示すことが大切。どう避難を支え、最終的に国が責任を
取るのかを明示する。これを政府はやっていない」と話す。

ヘリを独断で使い、牛などの家畜を運び出した。
「政府を信頼して『支援は後からくる』と判断した。今回だったら市町村から要望があれば
24時間以内に政府が回答するという形をつくるなど、迅速に現場が動ける方法を考えるべきだ」

しかし、現実には菅直人首相が本部や会議を乱立させて、スピード感は失われている。
長島氏は「それぞれが牽制しあっている。判断が1時間遅れれば復興は10−20日遅れる。
1日遅れれば1カ月は遅くなります。仮設住宅の完成も遅い。経験上、生活インフラが整っていない
避難所での生活は30日、一般的な避難所では40−50日が限度。(東北の)現地は限界に近い
はずです」と危機感を語った。

画像
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/images/20110422/dms1104221550014-p1.jpg
ソース
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20110422/dms1104221550014-p1.htm

続きは>>2
2おばさんと呼ばれた日φ ★:2011/04/23(土) 13:41:19.36 ID:???0
菅首相が21日に福島を視察した際、「怒りでいっぱいだ」と罵声が飛んだ。長島氏も似た経験がある。
避難所で「がんばろう」との趣旨を口にしたところ、「目標も示さずに何をがんばれっていうんだ、
バカ村長」との声が返ってきたという。

「政治家の仕事は『がんばろう』と言うのではなく、具体的な目標を示すことで希望を持たせることです。
それができない菅首相が視察に行っても誰も救われない」
菅首相の言葉が心に響かない理由が分かる。

さらに、長島氏は「(菅首相に)ふるさとを守る、という思いがない」とも指摘した。菅首相は原発周辺を
「しばらく住めない」と語ったと報道され、否定した。長島氏は「エコタウンを高台につくるなどの構想は
あるようだが、それよりも、いま避難が必要な人をどうするかのほうが大切ではないか」と話し、続けた。

「震災前の時点で、菅首相にはどう考えても荷が重すぎる状態だった。震災後はそんなことを言っても
被災者が救われないだろうと思い黙っていた。しかし、菅首相は実際に苦しんでいる人の気持ちが
分からないことが明らかになっている。このままやらせるよりも、引いてもらった方が、いいのでは
ないかと思わざるを得ません」