【原発問題】「官邸の指示で出さなかった」 文科省、3月末以降の放射線量を初公表 4カ所で毎時100マイクロシーベルト超[11/04/21]

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○「官邸の指示で出さなかった」 警戒区域4カ所で毎時100マイクロシーベルト超

文部科学省は21日、福島第1原発から1〜21キロ離れた150地点で先月末以降に測定した
1時間当たりの放射線量を初めて公表した。20キロ圏内の住民の立ち入りを禁じる「警戒区域」の
ほぼ範囲内。毎時100マイクロシーベルトを超えたのは、原発から2〜3キロ地点の福島県大熊町の
4カ所だった。公表が大幅に遅れた理由について、文科省は「官邸の指示で出さなかった」とした。

最も高かったのは原発の西北西約2キロの大熊町夫沢で4月2日に観測した毎時124マイクロ
シーベルト。経済産業省原子力安全・保安院は、20キロ圏内の住民の一時帰宅について、
毎時200マイクロシーベルトを目安としたが、今回の測定結果でこれを超えた場所はなかった。

測定は、3月30日〜4月2日と4月18〜19日の2回に分け、文科省と東京電力などが実施。
文科省は、20キロ圏内の測定は保安院や東電が担当すると説明していた。

□ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042116400028-n1.htm