【原発問題】つくば市、福島からの転入者に放射線検査を要求→抗議されたので撤回

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福島第1原発事故などにより福島県から避難してつくば市に転入する人に対し、
市が放射能汚染の有無を調べるスクリーニング検査を受けた証明書の提示を求めていたことが19日、分かった。
転入者からの抗議を受け今月11日から証明書の提示は求めていない。

市によると、市市民課は3月17日、福島県から転入手続きに訪れた人に対しては証明書の提示を求めるよう担当する窓口職員に通知。
検査を実施していない場合は、土浦保健所(土浦市)や市消防本部などで検査の実施を促していた。

今月11日、宮城県仙台市から転居してきた男性(33)が市の大穂窓口センターを訪れた際、
女性職員が通知の内容を勘違いして証明書の提示を求め、男性が抗議して問題が明るみとなった。

市原健一市長は「検査は強制ではなく、避難者や市民の不安を取り除くために実施した。誤解を与える結果となり、
配慮が足りなかった」と語った。市は震災後、福島県からの避難者をつくば国際会議場や洞峰公園で
最大約600人受け入れるなど被災者を支援してきた。

ソース 茨城新聞 つくば市、放射線検査を要求 福島の転入者、抗議で撤回
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13032254414141