★国内ゲーム市場の震災影響額は73億円超
・ゲーム雑誌出版のエンターブレインは15日、東日本大震災による国内ゲーム市場への
影響額が3月だけで73億3000万円に達したとの調査結果を発表した。
ゲームソフトで、主力作品の発売延期が相次いだことによる大幅な売り上げ減少が直撃した。
4月から販売は回復傾向にあるというが、当面は予断を許さない状態が続きそうだ。
影響額は、例年の販売動向やソフトラインアップなどを分析して算出した。影響額の内訳は、
ゲーム機(ハード)が28億6000万円、ソフトが44億7000万円だった。
ハードでは任天堂が2月26日に発売した3D(3次元)映像に対応した携帯型機
「ニンテンドー3DS」の販売が、震災後に急激に落ち込んだことが響いた。
またソフトでは、震災後に発売が延期もしくは中止になった作品が31本に達したとしている。
エンターブレインの浜村弘一社長は「ハードとソフトともに足下の販売は回復してきたが、
ハードでは部品の供給不足で品切れを起こす可能性もある」と指摘した。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110415/biz11041518460028-n1.htm