ファイル共有ソフトを使い、少女のわいせつな動画をインターネット上で閲覧可能な
状態にしたとして、兵庫県警少年育成課とサイバー犯罪対策室、葺合署は12日、
児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)の疑いで、三木市口吉川町大島、
自称大学非常勤講師兼農業の稲見淳容疑者(44)を逮捕した。
逮捕容疑は、2月25日、ファイル共有ソフト「LimeWire(ライムワイヤー)」
を使い自宅のパソコンから、16歳の少女のわいせつな動画を、不特定多数が閲覧できる
状態にした疑い。「児童の映像とは思わなかった」と容疑を否認しているという。
県警はこの日午前8時から、稲見容疑者の自宅を捜索し、パソコンに保存された
映像などを確認した。
児童ポルノ対策として、国は、関連するサイトを強制的に遮断し見られなくする
「ブロッキング」の導入を目指しているが、共有ファイルは抜け道として問題視されており、
県警は取り締まりを強化している。
ソース:
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0003952640.shtml