官房長官 福島産農作物購入を
枝野官房長官は、東京都内で開かれている福島県いわき市の農産物の即売会を訪れ、
安全性を強調するとともに、「被災された皆さんが精魂込めて作った食べ物を食べることで
被災地を応援してほしい」と、購入を呼びかけました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、農産物の一部について出荷が制限されている福島県では、
制限の対象になっていないものでも、出荷を拒否されたり、価格が大幅に下落したりしています。
こうしたなか、枝野官房長官は、東京のJR新橋駅前で開かれている、
福島県いわき市の農産物の即売会を訪れ、いちごやトマトを試食したあと、それぞれ買い求めました。
そして、枝野長官は「街には、安全なものしか出ていない」と安全性を強調したうえで、
「募金やボランティアということもあるが、被災された皆さんが精魂込めて作った食べ物を食べることで応援してほしい。
そういう輪が広がるように、政府としても応援したい」と述べ、福島県産の農産物の購入を呼びかけました。
NHK 4月12日 14時19分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110412/k10015258491000.html