12日午前9時までに観測された各地の屋外の放射線量は、ほとんどの地点で
やや減少か横ばいの状態が続いています。
12日午前0時から午前9時までの観測によりますと、福島県内では、
▽福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で、午前3時などに
1時間当たり2.0マイクロシーベルト、▽郡山市では、午前0時などに1時間当たり
1.9マイクロシーベルトでした。
また、▽南相馬市では、午前9時に1時間当たり0.64マイクロシーベルト、
▽白河市では、午前2時などに1時間当たり0.69マイクロシーベルト、▽いわき市では、
午前8時に1時間当たり0.40マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い
放射線量を観測しました。
茨城県内では、▽北茨城市で午前7時10分に1時間当たり0.32マイクロシーベルト、
▽水戸市で午前0時20分などに1時間当たり0.14マイクロシーベルト、宮城県内では、
▽仙台市で午前9時に1時間当たり0.08マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや
高い数値を観測しました。
宇都宮市、さいたま市、東京・新宿区、神奈川県の川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、
千葉県市原市でも通常よりやや高い数値を観測しました。しかし、ほとんどの地点で、
放射線量は減少か横ばいの状態が続いていて、各自治体は、これらの数値の放射線を
浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
一方、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、前橋市、新潟県の柏崎市、甲府市、
長野市、静岡市では、引き続き、通常より高い放射線量は観測されていません。
ソース:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110412/k10015255901000.html