★首相批判が再燃=小沢氏「人災みたいなもの」−民主
・東日本大震災を機に沈静化していた菅直人首相への批判が、民主党内で
再燃してきた。地震、津波、東京電力福島第1原発事故の対応の「不手際」に加え、
自民党との「大連立」をめぐる動きにも首相への不満が広がっている。
10日投開票の統一地方選前半戦の結果次第では、改めて退陣論が強まる
可能性がある。
「思った通り、悪い状況になっている。これは人災みたいなものだ」。小沢一郎
元代表は6日夜、都内の私邸で若手議員約10人と懇談し、福島原発の放射能漏れ
事故をめぐる政府と東電の対応を厳しく批判した。小沢氏は大連立の是非には
言及しなかったものの、「菅首相では大連立はできない」と断言した。
震災直後は首相批判を控えてきた小沢氏系議員だが、首相官邸が平常時の
態勢に戻りつつある中、次第に動きを活発化させ始めている。衆院当選1回議員で
つくる「北辰会」は7日、衆院議員会館で会合を開いた。約15人が出席し、「そろそろ
(倒閣に)動きだすべきだ」との意見も出た。5日には中堅・若手議員の「一新会」の
会合もあり、松木謙公前農林水産政務官は記者団に「(首相は)1秒でも早く
辞めればいい」と持論を繰り返した。小沢氏系議員の間では、大連立への
賛否は分かれているが、首相の「延命」反対では一致。「岡田克也幹事長に
調整役をやらせても無理だ」(中堅議員)と突き放す声もある。
福島原発事故に関しては「結果責任だ。こうなった以上、首相には辞めてもらわないと
いけない」(参院議員)と厳しい指摘が出ている。
一方、首相周辺によると、「首相は怒鳴る回数が減ってきた。何をやっても批判される
ことが分かって、落ち着いてきている」という。民主党内では、「ぶら下がり」取材に
応ぜずに官邸にこもる首相への不満も漏れ、ある参院議員は「こういうときこそ
リーダーシップを見せないといけないのに」と嘆いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000148-jij-pol ※前:
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1302223454/