【社会】「体にさわった!」「さわってない!」 満員電車で女と男が口論、JR遅れる…大阪★3
864 :
名無しさん@十一周年:
東日本大震災の避難所から、女性の尊厳をもっと保護するべきとの声が多く上がっている。
NPO法人「全国女性地位向上協会」の代表の森山佳代子さん(42歳)はこう話す。
「東北各地の避難所では女性が女性らしく扱われておらず、多くの女性がストレスを感じています。
男性と同じフロアで寝泊りしたり、男女共用のトイレを使用したりと、女性にとっては
これ以上ない耐え難い苦痛が強いられているのが現状です。」
実際、避難所で心身の不調を訴えるのは6割が女性との報告も上がっている。
陸前高田市の女性(35歳)は「食べ物配給でも女性を優先するなどの配慮が足りていません。
長い列に男性と同じように並ばされるのは疲れるし、女性らしく扱われていないと悲しくなります。」
と避難所での女性不遇に不満を漏らす。
森山佳代子代表は今後の活動について力強く語ってくれた。
「最低限のライフラインが整いつつある今、次のステップは『美』です。
避難所では化粧もできず髪型も整えられない女性が多くいます。これは女性にとって
本当に辛いこと。でも、避難生活だからと遠慮して要望ができないのです。
国や自治体、ましてや自衛隊にそんな配慮ができる訳がありません。
女性の尊厳を守れるのは、残念ながら私たちのような団体しかいないのです。」
森山代表はすでに資生堂やカネボウなどの民間企業に協力を要請し、
すでに2000人分の化粧品類を確保しているという。
森山代表は続ける。
「化粧品なら何でもいいわけではありません。色や使用感にはそれぞれこだわりがあります。
たくさんの女性にご満足頂くためなるべく多くの種類を用意しました。早く現地に届けたい。」
このような女性団体の活動に心強さを感じる一方で、国の対応の遅さには怒りすら覚える。
女性被災者への本当の支援はまだ始まってすらいない。
(中島ゆかり)