★ネット上の議論が蓮舫大臣を動かした件。 西村博之
・世論というのは、マスメディアで報道されて、はじめて世論と呼ばれるわけです。
一般の人がいくら話題にしていても、「世論」としてマスメディアによって新聞や
雑誌やニュース番組などの形で発表されないと、政治家の人の目には触れないし、
存在も知られなかったわけです。
ところがどっこい、最近は、政治家がブログをはじめて、コメント欄を開放したり、
twitterをはじめたりと、政治家に直接意見をぶつけられる場所がネット上に
増えてきたのですね。
ということで、ネットでの議論を政治家がそのまま見る機会が増えているなぁと
思っていたら、なんと一足飛びに「世論」として、大臣が官庁を動かすという実績が
生まれました。
電車が節電で本数を減らしている中、産業をきちんと回さなければいけないのに、
賭博行為をしているパチンコ屋が電気を使い放題なのは、いかがなものか?というのが
ネット上でわりと言われていたんですが、蓮舫大臣がついに動いたわけですね。
>蓮舫大臣宛へパチンコ批判が相次ぐ 電力協力を再要請
>
http://p-media.org/modules/news/content1605.html 厳しい電力供給の中、蓮舫節電啓発担当大臣宛に、インターネット等により、
遊戯業界に対する批判が相次いでおり、これを懸念した蓮舫大臣が、経済産業省に
対して、警察庁を通じて遊戯業界に再度協力要請をするよう申し入れたとのこと
というわけで、きちんと政治家に一般の人の意思が伝わるようになったのは、かなりの
進化だと思うのですよ。マスメディアは、広告費を払うスポンサーに不利なことは
報道しなかったりするので、きちんと一般の人の意思を伝えないことがありますし。
http://news.livedoor.com/article/detail/5467603/