★福島第1原発:汚染水放出 農相「連絡なかった」
・鹿野道彦農相は5日の閣議後会見で、東京電力が福島第1原発から低レベルの
放射性物質を含む汚染水を海洋に放出し始めたことを受けて、水産物の検査を
強化する方針を明らかにした。地元自治体に協力する形で新たに茨城県の
那珂湊港などで魚介類の調査に乗り出す考えを示した。更に、茨城県沖で漁獲された
コウナゴから高濃度の放射性ヨウ素が検出されたことに関連し「(放射性ヨウ素の
規制値が設定されていない)水産物について、食品安全委員会に検討していただきたい」と
述べ、基準作りを働きかける意向を表明した。
一方、汚染水放出について、「枝野幸男官房長官の記者会見まで(農林水産省には)
どこからも連絡がなかったのは遺憾だ」と、不快感を示した。
http://mainichi.jp/select/today/news/20110405k0000e040035000c.html