栃木県知事、退避圏の牛受け入れを表明
栃木県の福田富一知事は4日、福島県災害対策本部で佐藤雄平知事と会談し、
東京電力福島第1原発から半径20〜30キロの屋内退避指示が出ている畜産農家を、
牛とともに栃木県内の牧場3カ所で受け入れる用意があると伝えた。
会談後、本部前で記者会見し、明らかにした。
福田知事は、乳牛以外の食用牛を150頭まで受け入れることが可能と説明。
畜産農家の意向調査や農林水産省との調整が必要とした上で、
「これ以上、人の命も動物の命も奪われることがあってはならない」と話した。
福島県に隣接する栃木県には、福島県民2400人弱が避難しており、佐藤知事は謝意を伝えたという。
産経新聞 2011.4.4 13:02
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110404/dst11040413060021-n1.htm