【震災】 菅首相と握手を交わした避難所女性「テレビで見るより優しい感じ」 「全力を挙げている」と応じた首相に「心強い」と期待 

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1うしうしタイフーンφ ★

★首相、避難所滞在は20分 「何をしに来た」と冷たい声も2011年4月2日

 固い床に体育用マットと毛布が敷かれた避難所を後にした菅首相に、
住民は「正直言って、何をしに来たの」と冷ややかな目を向けた。
2日、岩手県陸前高田市の市立米崎小を訪れた首相の視察は約20分。
「もう少し前に見てほしかった」。東日本大震災発生から3週間以上たっての視察に不満も漏れた。
 菅首相は青い作業着姿で、自衛隊が入浴サービスをしているグラウンドにバスで着いた。
米崎小には約160人が避難するが、壊れた自宅の後片付けに出ている人が多く、
体育館にいた約60人の表情にも疲労の色が濃い。
首相は館内を1周し、半数ほどの住民に声を掛けて回った。
 「どれくらい被災者の状況を見てもらえたのか」。
両親と3人で避難する漁師佐藤一男さん(45)の表情は厳しい。
「まだ電気や水が通っていない避難所もある。遺体の捜索すら手を出せない人もいる。
そっちに気を向けて」と話した。


 首相と握手を交わした千葉レイ子さん(60)は
「菅さんはテレビで見るより優しい感じ。手も温かかった」と話す。
仮設住宅建設の要望に「全力を挙げている」と応じた首相の姿勢に
「一番の長の言葉なので心強い」と期待した。


 両親と一緒に避難している米崎中3年の菅原祐希さん(14)と話した首相は、
学校の始まる時期や校舎の被害を心配していたという。
米崎中の校舎にはひびが入り、今は遺体安置所になっている。(共同通信)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-175624-storytopic-1.html